不動産営業は他の不動産屋との繋がりが非常に濃い。
うちで預かっている物件を、他の業者が売ってくれたり、他の業者が預かっている物件をうちの会社で売ったり。
自社で建てた物件を他の業者に販売依頼したり。
他の業種ではこういう事はあまり頻繁に無いんじゃないかと思う。
そういう付き合いの中で
他の業者の担当者と電話で話しただけ、と言うか、声のトーンだけで新人なのかどうかは当たり前にわかるのだが、やはり経験を積んでいる人、自分より経験を積んでいるかも一瞬で感じる。
『あ、しょぼいな。』
『あ、この人自分より知っているな』
みたいな感じ。
会えばもっと歴然である。
これがその後の取引にも関係してくる。
舐められたら、色々とこっちの不利になってしまう局面が出てくるのだ。
逆だと非常にやりやすい。
だが、相手がしょぼいからといってあまり攻め過ぎると、そういった子には上司がついているので、今度は経験のある上司からこっちが攻(責)められる。
以前は攻めてこられる事も多かったのだが、自分も経験を積んだのだろうか、そういう事を感じる機会は少なくなった。
これは対お客さんにも言える事で、不動産営業はお客さんに舐められたら非常にきつい。
これが他の営業職と決定的に違うところではないだろうか?
どういう捉え方をされても構わないが、
対業者でも、対お客さんでも、対等か、こちらが上の立場でない限り、ヘコヘコしてても務まらないのが不動産営業だと私は思う。
そんなイカした不動産の仕事が私は大好きである。
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