私についてきて!

私の名前はエリザベス。
私と私を取り巻く人たちとの、Oh My God!な毎日を綴ります。

      

このブログは2014年11月5日をもって、無期限休止中ですが
たまに、←「ひみつのつぶやき」 に、つぶやいています♪

休止中につぶやいたコトは、カテゴリー 「ひみつのつぶやき」からご覧下さい

懐かしの女性シンガー

2012年12月06日 | 思い出

吉田美奈子さんと言えば、
みなさんが浮かぶのは、この曲でしょうか(Black Eye Lady) 

 

12月  クリスマスが近づくと、
私が思い出す曲は、つかの間の時へ

 

山下達郎さんから全幅の信頼を受け、
彼のバックコーラスを努めていた吉田美奈子さん
好きだった、実力派女性シンガーです

 

つかの間の時へ(Back In Town)

 

 
社会人一年目の師走

ハードな仕事に疲れ果て、
学生時代の甘っちょろい生活が、
恋しく頭をよぎった、仕事帰りの夜のこと。。。


会社のビルを出て、コートの襟を立て、
都会の夜のきらめきを背に、地下鉄に急ぐわたし

すれ違ったのは、パーティへ繰り出す着飾った恋人たち
それを横目に、ちょっと淋しい疲れた私

そう、あの時、初めて恋人のいない12月を過ごしていた
そんな切ない、社会人一年目の
師走の夜を想い出す曲

 

 

 

 

灯りのともる窓に映る人影は 誰を愛しているの

襟を立て歩く冬の街に 優しげに揺れて 揺れているから

ほんの少し微笑んでみる

とても素敵な時のために

通りかけた歩道からは 高くたちのぼる湯気が白ずんで

街は今 賑やかに 夜のパーティはじめだす

色とりどりに着飾って

 

 

 

 

 

 

コメント

美術授業の思い出

2012年08月24日 | 思い出

音楽と美術の実技が苦手な、エリザベスの家系
高校1・2年生の選択授業で、
無謀にも、美術を選んだエリザベス

 

     


秋の日の、ある日
美術の授業で、紅葉した落ち葉を拾いに行き
その落ち葉を、水彩で描きました


完成後の、作品発表の時間
ひとりひとりの作品が、教壇に飾られたとき、
私の色使いだけが、クラスメートと違うことに気付いて、大あせり


友人達の落ち葉の色は、
秋の哀愁を感じさせる、しっとりとした色使い
それに比べ、私の落ち葉は・・・・・・・・真っ赤っかだった

 

    



恥ずかしそうな顔をしている私に、
批評してくださった先生の言葉は

       まぁ、情熱的な落ち葉だわぁ

ちょっと色使いを間違えました。。。

       いえいえ、貴女の胸の中が、今、何かに熱く燃えているのが伝わります

         自分の感じるままを、自分の感性を信じて、表現なさい

         これはまさしく、素晴らしい貴女の絵です

  絵の見方、感じ方、描き方って、こういうことなんだわ。。。
17歳の私は、嬉しかった

 

 

 

     

 

 

 

そういえば、高校生の頃、
寝ても覚めても、おフランスに憧れていたっけ

当時、よく聴いていたM・ポルナレフ
彼の日本での最後のヒット曲が、ちょっと懐かしい

 

 

 

 

  

Lettre à France (邦題 哀しみのエトランゼ)


 

 

あなたから遠く離れて
私はまるで自分自身からも
離れてしまったようです

時折 私の心の中に流れる静けさ

無関心・・・・・
離れているということは こういうことなのですね

(一部訳)


 

 

 

あんなに憧れていたのに、私まだ、フランスには行っていない。。。

コメント

Whitney Houston

2012年02月12日 | 思い出

Same Script Different Cast
(ft.デボラ・コックス)


ホィットニーの曲で、こころに残る曲
それは、ある情景が焼きついてるから・・・



 

大雨の降る、6月のある日
帰宅を急ぐ車の中、私はこの曲を聴きながら運転していた

そのとき携帯に着信があり
道端に車を停めて、携帯を取ると・・・

それは、実家の母の訃報だった

ハンドルを握り締め、前が滲んで見えないのは
フロントに吹き付ける雨だったのか
私の涙だったのか・・・
覚えていないけれど
この曲のメロディが、悲しい知らせと共に心に残った

 

 

 

 

 

ちょうど結婚したころ、よく耳にしていたホィットニーのAll at once

デビュー以来、ずっと彼女のファンだった
何枚かのCDは、いつも私の愛車に乗っている 


最近は、いろんな噂が流れて、辛いこともあったでしょう
 有る事、無い事、書きたてられるのは
スーパースターの宿命
本当のファンは、復活を遂げる歌声だけが聴きたかった


こんなに早く、お別れの日がくるなんて


 ありがとう
あなたの歌が好きだった

 

 

 

コメント

ピアノに寄る少女たち ルノワール

2012年01月06日 | 思い出

 

 

むかし・・・
私の実家のピアノの横に、この絵が飾られてありました
立派な額縁に入っていたけれど、もちろん複製画

     この絵、うちの娘達がモデルのようだわ

姉と私がピアノの前に座ると
親ばか度MAXな母が、いつも言っていた
よく、足の指で弾いて怒られていたエリザベス
こんなに優雅な娘達ではなかったのに


いろんなシーンで、この絵を見かけると
幼かったあの頃を思い出します
ピアノのお稽古は、大嫌いだったんですけどね(笑)

 

  ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 

オフィスのデスクの近くに掛けた、このカレンダー

そばを通った銭坊がチラ見・・・
いやな予感が走ります

     椅子に掛けた手に力が入って、ズッコケたら笑えるなぁ

・・・・・・・・

     ズッコケた絵も描いてほしかった

まったくもう・・・
思い出に浸ってたのに 

 

 

 

アンタたち、う~んと遠くへ出張にお行き

コメント

遠い記憶  後編

2010年08月26日 | 思い出
< 後 編 >
             

事務所から、家に着くまでの、ほんの30分間の車の中で、
幼い頃の記憶の断片を、私はひとつひとつ、つなぎ合わせた。

ひとつのシーンが浮かぶと、そこから次々とフラッシュバックで写しだされる光景。
遠い昔、何もわからず目にした幾つものシーンが、みごとに繋がった。




     



朝、台所で食事をしていると、
父を迎えに来たスーさんが、母に呼ばれて勝手口へ現れた。

           昨夜、どこまで、送って行ったの?
           あの家に行ったのね?
           どうして遅くなっても、ここへ連れて帰ってこなかったの!
           もうあの家には、お父さんを連れて行かないで!

まくし立てるように、スーさんを責める母。
困り果てた顔のスーさん。
どうしてお母さんは、そんなにスーさんを叱っているの?




     




ある日、出かける父に一緒に行きたいと駄々をこね、ついて行った場所。
それは建築中の小さな家だった。
小さな家は、木の匂いでいっぱいだった。
大工さんに差し入れをしていた父。
私たちが住むの?と父に尋ねると..............

           違うよ

とだけ答えた父。
この家は、誰の家になるのだろう。。。
                                
  



そして、ある夜。
夜中に帰ってきた父と、母が口論していた声に目が覚めた私。
あの時も、母は「あの家」と言って父を非難していた。。。



     








そう、事務所で会ったあの美しい女性は、ほんの一時だけ、父のお妾さんだったのだ。


     


39歳まで独身で、あちこちで浮名を流した、プレイボーイの父が、
年貢を納めて結婚した相手は、17歳年下の母。
それからというもの、母だけを大切にしてきた父。


当時60歳を過ぎようとしていただろう父と、30歳前後のあの女性。
女性側に、ただならぬ事情があったのだろうか。
誰かを介して、そんな関係になったのだろうと推測するが、
ほんの1年ばかり、父は彼女の生活の一切の面倒をみていたらしい。
昭和40年、きっと、そういう時代だったのだろう。


私が父に連れられて見に行った、建築中のあの家は、
完成後、女性の手に渡し、
以後、後腐れなく、綺麗さっぱりその関係から、お互い手を切ったのだった。

幼い記憶に残る、父の大人の遊びは、ただ一度のそれだったように思う。
それ以来、父と母の間には、私の知る限り、波風は立たなかった。


             


家に着いた私は、ニンマリしながら母だけに、使いで出向いた事務所での話した。
こうこう、こういう女性が、こう話していたわよ。
誰のことか、すぐに気付いた様子の母。

「スーさんの車でお出掛けの奥様は、とてもお幸せそうな横顔でした」って!
そう付け加えると、満面の笑みをたたえた母の顔は、
『本妻、強し』と言わんばかりの、勝ち誇った笑顔だった。





                                                 

あの和服の似合う美しい女性が、どうぞ今も幸せな人生を送っていますように。

                          





コメント