三年前の2020年2月にOCNモバイルONEのSIMを買った。最安の音声1GBで新しスマホが一万円台で買えたからである。最初の回線開通のための設定はそれほど時間がかからなかったが、dポイント登録しろ、ブログ登録しろ、スマホではあれこれとアプリを登録しろ…と煩わしかった。dポイントの登録は難解も失敗して放置したりしてやっと登録できたのは数か月後だった。スマホでは5種類以上のアプリをインストールした、というよりさせられたという気分だった。どれもこれも当初のテストだけでその後は使っていない。実に無駄な作業を強いられたという気がする。
このブログも開設しなくてもいいんだが、どんなものかを知りたいという好奇心で開設した。最初の三日間、7件ほど記事を書いて放置した。それから丸三年経った。通話SIMをMNP転出して安価な最新スマホ買おうとしている。この時にSIM電話番号に紐づけられたdポイントやブログ、メルアドなどがMNP転出後も継続使用できるかどうかの検討に時間がかかった。
Webサポート、電話サポートの両方で確認した結論は、この電話番号に紐づけられたdポイントやブログなどはすべて使えなくなるということだった。dポイントは意識的に使ってはいないが、データSIMを追加したりして数千円くらい溜まっているようだ。ブログが記事7件楚歌ないので手作業でバックアップした。ダウンロードは有料版でないとできなかった。
あれこれ面倒なので、すべてご破算(契約破棄)にすることにした。必要な時にまた新規契約すればよい。疑問なのは、ブログはOCN契約していなくても単独で開設できたはず、少なくとも7~8年前は可能だった。dポイントも単独で登録できるのではないかと思う。OCN契約とは別にしておいた方が、顧客獲得戦略上利点があると思うのだが、どうも一度獲得した顧客を逃がさないようにあれこれ縛るほうに目が行き過ぎて、顧客視点での戦略を忘れているようだ。
大企業病のひとつだろう。OCNモバイルはNTTレゾナンスというNTT子会社が運営しているが、企業カルチャーをNTTから受け継いでいるのかもしれない。docomoもNTTとは別会社だが、対面ショップの顧客対応(私が体験した範囲)は最悪だった。不快なことが数回もあると「二度と行かない、買わない」となり、友人知人にも不満を漏らしたりしてしまう。snsの時代になって久しいが、顧客サポートの不備が顧客離れを加速するというリスクに気づき、対処しているのだろうか?
※これがMNP転出前の最終記事。Bloggerにバックアップした。