先日、久しぶりに老人ホームにボランティアに行ってきました。
しばらくぶりだったので、覚えていて下さるかちょっと心配だったのですが、何人かの方にお声をかけてもらい嬉しかったです。
みなさんと一緒に歌を歌ったり、旬の音楽を2曲ほど演奏させて頂きました。
自分なりにプログラムを考えて、それを喜んで頂けたことがとても嬉しかったし、自分の心が満たされた事が静かな喜びとなりました。
いつも、足りない所、未熟なテクニック、他人との比較で心を痛めてきましたが、ふと散歩をしているときに、「どれも中途半端で、どこか生ぬるいこの私の個性やテクニックも、逆に考えれば、私の武器になるかもしれない。」何だかそう思えました。
皆さんの前でしゃべってプログラムを進めて行くこともそんなに嫌いじゃない、仕切ることもそんなに上手ではないけれど嫌じゃない、演奏することも、皆さんが喜んでもらえるようにする練習は楽しい。独りよがりになってないかを確認できてる気がする・・これは心に余裕があるからだという気がします。
そんな風に考えていくと、どれも中途半端な私だから出来てる事かもしれない・・・そんな風に思えました。
昨年末から体調を崩したこともあって、今までの活動のいくつかを削ってきましたが、「これで良かったのだ」「本当の自分は、やっぱりこういうことが好きなんだ」となんとなく思えるようになってきました。
「後はトークを磨くことかな」・・そう主人に言われ、思わず笑ってうなずきました。
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