今朝、NHK「課外授業ようこそ先輩」で石井竜也さんが出ておられました。全部は見れなかったのですが、北茨城も震災で被害を受けたそうです。そして、母校での課外授業で、子供たちに顔魂(石井竜也さんが近年寡黙に取り組んできたのが『顔魂』・・彼はこの達磨に何気なく粘土を重ね、塗装を施します。すると、思いがけずそこから新たな表情が生み出されたのです。この思わぬ出会いに面白みを感じた彼は、無計画に、そして無意識に、次々と『顔魂』を創り続けました。そして月日が経つこと3年。気づけば100体以上の作品が出来上がっていたのです)・・を子供たちに作ってもらう事にしましたがなかなかうまくいかず、震災後に作った顔魂を子供たちに見せます。その顔魂は顔がありませんでした。石井さんは「あまりにも大きな災害で怖くて顔が作れなかった」と・・。子供たちは、今まで震災の事をあえて口には出さないようにしてきたそうです。小さい身体の中にたくさんの想いをため込んでいた子供たちは、大人の男の石井さんが「怖くて仕方なかった」という言葉を聞いて、怖かった。心配だった。死んじゃうのかな。・・などなど、ため込んでいた想いを文字にしていきます。
その33人の想いを聞いた石井さんは本当はその時に曲を作るはずだったのが、33人の想いが重すぎてその場では出来ずに、一カ月後に一番の歌詞と曲を持ってきます。そして2番を子供たちと作りました。そして出来た曲だそうです。
子供たちがあの震災を通じて心から感じたことを言葉にした歌詞・・すばらしいなあと思いました。
あそこにもここにも、そして泣きながらその歌を聴いた私の心にも大切な神様が脈々と生きておられます。
写真もきれいです。
目の前のことをどれだけ大切に大事にして生きるかが一番難しいかも。
私も頑張ろう。
清々しい気持ちになりました。ありがとう。
道端に咲く一輪の花のようなつもりでブログを書き始めましたが、そのお花に水をかけてもらったような気持ちになりました。