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被災地への旅。

2012年08月05日 | 日記

久しぶりの更新です。毎日暑い日々が続いています。

おかげさまで、この一か月ほどは特に、毎日精一杯過ごさせてもらっています。日々の用事がたくさんあると、余計な事を考えなくていいですね。

7月の末に、主人と被災地への旅行をしてきました。南三陸町です。もっと前に行きたかったのですが、なかなか予定が合わずにやっと行くことができました。

テレビで見ていた光景が、がれきなどの処理はされていましたが、手つかずの状態で目に飛び込んできました。少し忘れかけていた津波の事、改めて痛感させられました。あの時、最後までアナウンスを続けて亡くなられた方のいらした防災庁舎は骨組みだけが残っていて、訪れた方々がお線香をたむけておられました。見上げると庁舎の三階は高く、ここまで津波が来たことが今でも信じられない気持ちでした。

すぐ近くにガソリンスタンドがあり、炎天下の中、スタンドにあるプレハブにはエアコンがついてないように見えました。

そこから、仮設のコンビニや美容室やカフェなどがと営業されており、その先に南三陸さんさん商店街がありました。

とにかく被災地で物を買ったり食べたりすることが、ほんのわずかでもの応援になると思ったのでその想いで買い物をしました

衣料品のお店では、津波で消えてしまった町の名前を書いておきたいというご主人の想いで作られたバッグがありました。

また、カフェに売っていた、たくさんの被災された人たちの書かれた「南三陸町からの手紙」という文集。帯をとると同じ風景とは思えません。

南三陸町で亡くなられた方は798人だそうです。改めて命について考えさせられました。

 

その夜はホテルに泊まりましたが、お部屋の窓にたくさんお出迎えしてくれました。

次の日の朝、日の出は本当にきれいでした。(あまりきれいには撮れませんでしたが、燃えるような赤に近いオレンジ色、正に天照太御神です)

                     

                


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