小さな頃から
もらい子だと近所に言われても
パパは笑顔だった
刑事裁判でパパは
婦女暴行で私を引き取った
酷い暴行だとみんな笑う
ある病院の先生が
院長の娘は夫と妊娠していたんだ
忠君はアルコールで暴行受けて
黙っていたんだ
ぼそっとそう言ったのを覚えている
東京警察病院院長も娘も
パパを嘲笑いみんな同じ
誰一人パパを助けない
そして生まれていない女の子を
大切に育てるとおじいちゃんに言った
その暴行の刑事裁判だって
普通耐えられない
まだ生まれない女の子の為に
罪無き罪を被り
夜の信号機と街灯の下を1人
小さな私の包まれたおくるみを抱えて
唇を噛んで走るパパを知っている
私はママが
私を置き去りに何処かへ行った
1才か2才
近所のおまわりさんをおばさん連れてきて
一緒にお母さんを探そうと言った
そして
どんなことあっても真面目に
一生懸命生きなさい
きっといいことあるから
おまわりさんは
いつも朝礼で毎日言うように
小さな手を引かれ歩きながら聞いた
幼稚園前の妹がある日
一緒に手をつないで
おねえちゃんは男にやられた体なんだよ
ませた顔で笑った
東京警察病院院長は娘が
暴行で子供ができて
ただ
パパとおじいちゃんの資産が全て
東京警察病院院長に盗まれていた
近所中も盗まれていた
その資産の横領の為に
パパは殺され
娘はパパの嫌疑の婦女暴行塗れの人生を
おじいちゃまが選んだんだ
おじいちゃまは娘がかわいそうだと言う
ひとつ忘れている
生まれる前に死亡届出されて
誰もいない
パパしか答えてくれない
ひとりぼっちの孫娘
資産横領のため
産んだ育てた預かった
結婚した離婚した複数回全て
おじいちゃまが用意するヤクザで
ヤクザはみんな刑務所札を持って
果てにレイプしたと笑うクラスメートまで
子供いて家庭あってしあわせだと
パパと正反対
唯一の家族は
小型犬2匹
モカちゃんとマメ
小さな戦隊たちは毎日
赤の他人のおかあさんのため
番犬でヤクザ暴力団と戦った
おかあさんと一緒の家を
おかあさんの命を守るため
パパは刑事裁判の後
犯罪らしい犯罪は無く
由加子は無罪で生き
冤罪を警察が立証できる
人生全て
パパは娘の命の恩人
無二の無罪だと
パパは命の最期の約束を
指定暴力団と
お前を殺すか、娘を殺すか?
と聞かれ
娘を助けてくれ。僕を殺してくれ。
私が命をもらって初めての約束は
パパは私を引き取ったこと
私がパパの最期の約束は
パパは私の命を選び死ぬ約束をした
学校職員室で飲み物に
死体消毒液を入れたと生徒が笑い
その日市立函館病院前で
酷い頭痛とめまいと心発作で
即日入院したパパ
脳腫瘍と診断され
入院病棟は相変わらず笑い声絶えない
今度は
死亡保険金のパンフレットの山
みんな私を見ると
バツ悪そうにすぐ帰る
入院するパパに
そんな1か月に何回も
頭蓋骨外す手術やめようよ
パパは
そうだな。と気の抜けたコーラみたい
いよいよ
生命維持装置がつくころ
高校帰り道の寄り道にパパの病院
パパを心配してくれるの
由加子だけだな
ぽつりと言った
そうじゃないよ
そう言うしかなかった
死んだら3000万円これは5000万円て
なんで
死ぬまだ死んでない人の前で
青い食事も食べなそうなパパに
赤く紅潮する笑い顔と叫び声で
言えるんだろう
窓を見ると
スズメが向こうを向いているくらい
パパが死ぬ頃
ママもみんなおかしくて
パパは赤い吐血の数本の瓶に囲まれて
白い一枚のハンカチだけ顔に乗せて
二度と笑わなくなった
彼らヤクザの
指定暴力団で加藤組だという
佐藤名乗る暴力団は
組織も犯罪も無い私の唯一の相続金を
高額だ女だ性被害者だと
作為の錯誤の表見代理の
横領の法的手段の話で笑う
東京警察病院院長の孫娘に
一円も渡さないお金をあげない
震災の被害者の小学生に名乗りあげる
男は
会社買いハーレーダビットソン買いベンツ買い
小学生の男の子に
一円も渡さないお金あげない
と逮捕された同じ横領の話を笑って言う
パパは無罪、由加子も無罪
争点は、
生まれる前の女の子の
小さな小さな命の尊さを
頭がよくて優しいだけのパパは
人生賭けて全て費やし証明して
本日女の子51才まで
パパが教えたことだけと
まわりの函館市民で
ヤクザ暴力団から助け育ち
流行病新型コロナウイルス感染症だって
逃げていく健康な体だということ
みんなががんばって生きていると
言ってくれる人間に育ったこと
ママが私を裁判で頭のくるくるパー
の子だと勤務先居酒屋のお客様は
俺が頭のくるくるパーと言われたい
まで言ってくれる函館市民
50年超える
原告 東京警察病院
殺人裁判
被告 実の孫
日本人
求刑判決 死刑
求刑理由 無罪
殺人方法 横田めぐみさん拉致監禁の朝鮮人と同じ
日本北海道本部函館
日本警察最高司令官宮内