雪が手のひらで溶けるように

パパは

優しくて頭のいいだけの

お父さんだと思います。

みんな

苦しみ悲しみ辛さを

パパを怪我させて

パパの臓器をはりつけ

パパの悪口を糧に

汚い手で生きています。

パパは

手のひらで溶ける雪のように

奇麗な心の人だと思います。

奇麗な心だから

死んだ生きたは

あまり言いたくなく

手のひらで溶ける雪のような

奇麗な心のパパは

みんなの命を両手に掲げて

土の下になって

みんなに笑顔を見せています。

私はその

パパの掲げている手の横で

ずっと泣いています。

日本北海道本部函館

永久無罪天王宮内