函館市民 黙ってみんなを守った人たち

函館市民

みんな通りすがり

話もあまりしないような

誰も振り向く訳ない普通の

函館を守ったみんな。

男が家に襲い

ヤクザが服にて手をかけあざ笑う

女が悪口の引き換えに金を盗む。

アメリカスラム街だった函館。

そんな目立たない奴らが

クズみたいなお前たちと

犯人と家族は笑い者にする。

普通のみなさんが

じっと

函館が帰って来るのを

待っていた。

函館を本当に守っていた。

目立つ仲間で犯人たちとおびき寄せ戦い

血まみれあざだらけで

毎日を過ごした函館。

知識のある人間は

犯人について

血をにじませ歯を食いしばり

笑う犯人にばれないように

犯罪を調べ

次々に犯人を突き落とす

犯人を助けたと言われるくらい鮮やかに。

おひさまが月が見えたときだけ

命を感じるそれだけの毎日。

みんな大声で言えない。

犯人を狂わし殺す殺人機械。

犯人を奇病拷問する生物兵器。

今

みんなに手をかけあざ笑う口が

テロ戦地に

犯人が犯罪を持って

テロ実践に向かっている。

テロ死刑。