静かに暮れて行く秋の夕空、うるさいほどの虫の声は、まだ秋の訪れを知らせてはくれません。今日は珍しく一日花と出会うことがありませんでした。まぁ、そんな日もあっていいでしょうよ。そういえば、人類とも会いませんでした。細い道ばかり放浪していたからでしょうね。明日は病院の日、膝に注射です。よく話を聴いてくれるドクターです。
まだ夏だ!と、向日葵が声を上げている。少し思いを馳せれば10日ほど前までは猛暑極暑と騒いでいました。年老いた向日葵は、やや俯き、小さな花々が天を仰いでいる。季節の移り変わり、ほっとすると同時に、少々淋しさも感じる今日この頃ではあります。夢をうしなわす゛、前をしっかりと見つめて、放浪旅を続けよう、何時の日か、私の小さな夢も花と開くことを信じて・・・・・。