的を得た意見が多いですが、変な意見もありますね。
それにしても政権交代してから、気づいたではダメですね。
大川総裁はこのことを予見していました。
幸福実現党の指摘は正しかったです。
阿比留さんブログより
http://abirur.iza.ne.jp/blog/
文藝春秋特集「政権交代は何をもたらしたのか」について
2012/07/10 12:05
文藝春秋八月号に、「政権交代は何をもたらしたのか 民主解体『失敗の本質』」という特集記事が載っていました。「識者十六人に問う」とのことで面白そうだなあ、私自身、毎日毎日、飽くことなく失敗を繰り返しているので、「失敗の本質」という部分にもひかれるなあ、と手に取りました。
というわけで以下、その識者の言葉から、「なるほどねえ」と興味を覚えたところ、「どういう意味?」と首をひねったところを抜き書きして紹介したいと思います。まあ、この人はこういう風に考えているのかと多少、分かっただけでも「よし」としようと。
湯浅誠氏(反貧困ネットワーク事務局長)「政権交代がもたらしたもの、それは日本の民主主義の成熟への扉を開いたことだったと、思うときが来なければならない」……これは願望でしょうか、何だかよく分からない決め付けでしょうか。
福田和也氏(文芸評論家・慶大教授)「『あの』政権交代は日本の政治だけでなく、社会や文化の基盤を決定的に毀損した事件である」……同感です。
山口二郎氏(北大教授)「民主党政権とは思想のない政治の実権であった。(中略)技術的失敗ではなく、思想戦における敗北と総括するところから、政治の次の段階が始まる」……理念と思想が共有されていないことなんて、最初から分かっていたでしょうに。応援団長がそれを言うか。
安藤優子氏(ニュースキャスター)「政権交代をしなければ、私たちは民主党の正体を理解することもできなかった」……だから、最初から分かっていたことだって。
寺島実郎氏(日本総合研究所理事長)「民主党とは政権交代だけが目的の政治集団であった。政策思想の基軸を共有することのない寄合所帯の危うさを最後まで克服できなかった」……山口氏へのコメントに同じ。
國分功一郎氏(高崎経済大准教授)「思想はあるが考察や政治的姿勢のない首相から思想もない首相へ――これが民主党政権三年間の総括である」……鳩山氏のアレは思想ではなく夢想でしょ。
野口悠紀雄氏(早大ファイナンス総合研究所顧問)「民主党という素人集団に、国家運営を任せたのは大失敗だった。しかし、政権担当能力など、実際にやってもらわなければ分からない」……だから、そうでもないって。
真山仁氏(小説家)「とんでもない政治家に国を任せると、この国は滅びる――。それが、政権交代で我々が知った最大の教訓ではないだろうか」……もっともです、はい。
内田樹氏(神戸女学院大名誉教授)「民主党的な政治を『失敗』と総括するのであれば、私たちは『政治主導』も、さらに一歩踏み込んで『デモクラシー』をも『失敗』として総括しなければならない。民主党の政治は『デモクラシーのコスト』がいかほどのものかを私たちに教えてくれた」…民主党への過大評価のような。どうも分かったような分からんような。
浜矩子氏(同志社大教授)「あの政権交代は日本政治の命の恩人だったということである。あのまま自民党体制が続いていれば、日本の政治は確実にあの世行きだったろう」……何を言っているのやら意味不明。
田原総一朗氏(ジャーナリスト)「問題は、民主党政権のもうひとつの特徴、つまりビジョンを示さない、決断をしないという悪癖をいかに絶つか、である」……そりゃ無理でしょう。
古賀茂明氏(大阪市特別顧問)「実は、民主党にはやりたい政策がなかった。民主党の政治は『アンチテーゼの政治』だ。政権を取るために自民党の政治を否定することしか頭になかった。何をしたいのかが不明だったのだ。マニフェスト放棄は驚きでも何でもない」……まあ、そういうことですね。
石川好氏(作家)「党に綱領が存在しないにも拘わらず、政治家が集う理由は一つしかない。『選挙互助政党』として存在しているからである」……これは民主党が野党時代から繰り返し指摘されてきたことですね。
森永卓郎氏(エコノミスト)「最初に民主党に大きな転機をもたらしたのは、鳩山由紀夫総理の突然の辞任だった。辞任の理由は、いまだに大きなナゾだ。国税から圧力がかかったのではないかという説も唱えられているが、証拠は何もない」……ナゾって……。小沢一郎氏と輿石東氏が二人して辞任を迫ったからでしょ。
松井孝典氏(惑星探査研究センター所長・東大名誉教授)「私の目には、彼らが決断さえすれば、やれるはずのことは決して少なくないように見える。その程度の志だったのか――そう考えざるをえないことが、また空しい」……ふーん。
竹中治堅氏(政策研究大学院大教授)「民主党は官邸が主導する形で政策を立案することを謳い、このために国家戦略局を設置することをマニフェストで掲げた。しかし、民主党政権は国家戦略局を設置する法案を成立させることはできなかった」……そんなこともあったなあと、遠い目をするのみです。
識者の方々の卓見にうんうんと頷いたり、二日酔いの頭がよけい痛くなったりしました。私もそろそろ、民主党政権は何であったかともう一度、きちんと考えてみようかと考えました。二度とこんな失敗を繰り返さないために。
ところで、私は個人的な考え・志向に基づいてそうするだけではなく、「役割」としても紙面その他で他者を批判することが求められる立場なのですが、最近、批判疲れというか、少し倦んできました。政治などしばらく忘れてリフレッシュしたいなあ。
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それにしても政権交代してから、気づいたではダメですね。
大川総裁はこのことを予見していました。
幸福実現党の指摘は正しかったです。
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2012/07/10 12:05
文藝春秋八月号に、「政権交代は何をもたらしたのか 民主解体『失敗の本質』」という特集記事が載っていました。「識者十六人に問う」とのことで面白そうだなあ、私自身、毎日毎日、飽くことなく失敗を繰り返しているので、「失敗の本質」という部分にもひかれるなあ、と手に取りました。
というわけで以下、その識者の言葉から、「なるほどねえ」と興味を覚えたところ、「どういう意味?」と首をひねったところを抜き書きして紹介したいと思います。まあ、この人はこういう風に考えているのかと多少、分かっただけでも「よし」としようと。
湯浅誠氏(反貧困ネットワーク事務局長)「政権交代がもたらしたもの、それは日本の民主主義の成熟への扉を開いたことだったと、思うときが来なければならない」……これは願望でしょうか、何だかよく分からない決め付けでしょうか。
福田和也氏(文芸評論家・慶大教授)「『あの』政権交代は日本の政治だけでなく、社会や文化の基盤を決定的に毀損した事件である」……同感です。
山口二郎氏(北大教授)「民主党政権とは思想のない政治の実権であった。(中略)技術的失敗ではなく、思想戦における敗北と総括するところから、政治の次の段階が始まる」……理念と思想が共有されていないことなんて、最初から分かっていたでしょうに。応援団長がそれを言うか。
安藤優子氏(ニュースキャスター)「政権交代をしなければ、私たちは民主党の正体を理解することもできなかった」……だから、最初から分かっていたことだって。
寺島実郎氏(日本総合研究所理事長)「民主党とは政権交代だけが目的の政治集団であった。政策思想の基軸を共有することのない寄合所帯の危うさを最後まで克服できなかった」……山口氏へのコメントに同じ。
國分功一郎氏(高崎経済大准教授)「思想はあるが考察や政治的姿勢のない首相から思想もない首相へ――これが民主党政権三年間の総括である」……鳩山氏のアレは思想ではなく夢想でしょ。
野口悠紀雄氏(早大ファイナンス総合研究所顧問)「民主党という素人集団に、国家運営を任せたのは大失敗だった。しかし、政権担当能力など、実際にやってもらわなければ分からない」……だから、そうでもないって。
真山仁氏(小説家)「とんでもない政治家に国を任せると、この国は滅びる――。それが、政権交代で我々が知った最大の教訓ではないだろうか」……もっともです、はい。
内田樹氏(神戸女学院大名誉教授)「民主党的な政治を『失敗』と総括するのであれば、私たちは『政治主導』も、さらに一歩踏み込んで『デモクラシー』をも『失敗』として総括しなければならない。民主党の政治は『デモクラシーのコスト』がいかほどのものかを私たちに教えてくれた」…民主党への過大評価のような。どうも分かったような分からんような。
浜矩子氏(同志社大教授)「あの政権交代は日本政治の命の恩人だったということである。あのまま自民党体制が続いていれば、日本の政治は確実にあの世行きだったろう」……何を言っているのやら意味不明。
田原総一朗氏(ジャーナリスト)「問題は、民主党政権のもうひとつの特徴、つまりビジョンを示さない、決断をしないという悪癖をいかに絶つか、である」……そりゃ無理でしょう。
古賀茂明氏(大阪市特別顧問)「実は、民主党にはやりたい政策がなかった。民主党の政治は『アンチテーゼの政治』だ。政権を取るために自民党の政治を否定することしか頭になかった。何をしたいのかが不明だったのだ。マニフェスト放棄は驚きでも何でもない」……まあ、そういうことですね。
石川好氏(作家)「党に綱領が存在しないにも拘わらず、政治家が集う理由は一つしかない。『選挙互助政党』として存在しているからである」……これは民主党が野党時代から繰り返し指摘されてきたことですね。
森永卓郎氏(エコノミスト)「最初に民主党に大きな転機をもたらしたのは、鳩山由紀夫総理の突然の辞任だった。辞任の理由は、いまだに大きなナゾだ。国税から圧力がかかったのではないかという説も唱えられているが、証拠は何もない」……ナゾって……。小沢一郎氏と輿石東氏が二人して辞任を迫ったからでしょ。
松井孝典氏(惑星探査研究センター所長・東大名誉教授)「私の目には、彼らが決断さえすれば、やれるはずのことは決して少なくないように見える。その程度の志だったのか――そう考えざるをえないことが、また空しい」……ふーん。
竹中治堅氏(政策研究大学院大教授)「民主党は官邸が主導する形で政策を立案することを謳い、このために国家戦略局を設置することをマニフェストで掲げた。しかし、民主党政権は国家戦略局を設置する法案を成立させることはできなかった」……そんなこともあったなあと、遠い目をするのみです。
識者の方々の卓見にうんうんと頷いたり、二日酔いの頭がよけい痛くなったりしました。私もそろそろ、民主党政権は何であったかともう一度、きちんと考えてみようかと考えました。二度とこんな失敗を繰り返さないために。
ところで、私は個人的な考え・志向に基づいてそうするだけではなく、「役割」としても紙面その他で他者を批判することが求められる立場なのですが、最近、批判疲れというか、少し倦んできました。政治などしばらく忘れてリフレッシュしたいなあ。
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