NPO神奈川県日本ユーラシア協会 日本とユーラシア~ダイジェスト版~

神奈川県日本ユーラシア協会で毎月発行している機関紙「日本とユーラシア」から、ユーラシア芸能情報をお伝えします。

ユーラシア音楽芸能情報'13.07

2013-07-15 00:00:00 | ユーラシア芸能
 ロシアと近隣諸国の音楽を中心とした芸能情報を紹介するコーナー「ユーラシア音楽芸能情報」を発信中!(^_^)v

ユーラシア圏でのLGBTアーティスト事情(6) - 疑惑の人々


 6月11日、露下院議会で「未成年に対する同性愛の宣伝を禁じる法案」が可決された。露ではLGBTを「非伝統的な性的嗜好」という表現がなされるが、未成年者に対し喧伝を阻止することで多感な年頃の未成年者の情緒や性知識を守ろうという狙い。大統領の署名がされれば、法律は施行される。我々にとって懐かしい、お騒がせデュオ・タトゥーの活動のような事が今後あったら、犯罪になってしまうわけだ。LadyGAGAもElton JohnもQUEENもコンサート開催が難しくなる。この知らせを受け、議会外でLGBT団体とアンチLGBT団体による激しい衝突があり、10名ぐらい逮捕された(写真1)。

▲写真1 LGBT団体とアンチLGBT団体による激しい衝突

 このシリーズ内で何度か説明してきたが、LGBTにとってロシアは風当たりのとても強い国。国民生活の中にあり、政と深い関係があるロシア正教で、LGBTは人々や町を破滅に向かわせる異端である、とされているためだ。

 そんな世知辛い国で成功を収めつつもカミングアウトを躊躇してるロシア芸能人は、外にもいるらしい。5月号に引き続き、紹介。5月号ではナイスミドル(?)な方々を紹介したが、今回はいずれも若い世代で、テレビつければよく見かける人気者である(写真2)。

▲写真2 今月の疑惑の人々

 D氏(写真2上)は、容姿端麗かつ眉目秀麗、21世紀になってから活動しているタレントである。彼の歌声は、世界を魅了した。しかし
デビュー当時彼をプロデュースしていた男性が、「彼はゲイだけど、何か?」といった発言をしている。ゲイパレード禁止に対し「禁止すべきなのは壊滅と身体的暴力を呼びかける人々であって、愛と祝日を呼びかける人々ではない。」と、反対を表明。更に同性愛に関し無関心であり、性的嗜好は「個人の選択である」と意見した。しかし冒頭で挙げた法案に対しては支持している。

 E氏(写真2下)も、容姿端麗かつ眉目秀麗。子供時代から芸能生活を送っている、芸歴の長いタレントである。LGBTネタがメディアに上がると真っ先に槍玉に挙げられる、疑惑濃厚とされる人である。本人はLGBTに関し寛容な見方をしている。また冒頭で挙げた法案に対し否定的に意見している。外タレントからは「あいつはゲイだ」とオンエア中に暴露されているが、本人は言及は避けている。数年前にテレビ司会者の女性と熱愛報道されるが、多くからカモフラージュだと思われてきた。その女性とは4年で破局。

(何かネタが上がれば、たぶんつづく)


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