昨夜は甲佐町の緑川河川敷で車中泊して、午前9時過ぎに野焼き会場に着きました。
すでに多くの方々が集まっておられ、注意事項や班分けなどの後、9時半から野焼き場所に向かいました。
私は先回りして遠くからカメラを構えていました。
午前9時45分、野焼き開始です。(写真①)
数区画に分けて着火していきます。
1区画終わってから次の区画に移っていきます。
最初は斜面の上のほうから火をつけて周りへと着火していきます。(写真②)
最後に真ん中付近が大きく炎が上がってすぐに沈下します。
火入れから約3分~4分で殆どが燃えてしまいました。
12時過ぎにもう少しで終わりというところで私は車に戻りました。
すると上のほうから消防を読んでくださいと叫んでいる方がいました。
どうやら隣の杉林に飛び火したようです。
ボランティアの方々も急いで駆け付けます。
管理人さんがポリタンクに水を汲んで軽トラックに積まれるのをお手伝いして私も一緒に荷台に乗って駆け付けました。
現場近くまで行ったらあとは水タンクを担いで登って行かなければなりません。
やく50mほどの斜面を登っていきます。
ボランティアの方達はほとんどが高齢なので1個20㎏のタンクを持っての登りに苦労されていたので、私が2個ぶら下げて登って行きました。
私が行った時にはもうほとんど鎮火していて煙と小さな炎が所々であるくらいでした。
背中に水を担いで消化する「ジェットシューター」で水をかけていきます。
10㍑ほどしか入らないので直ぐに無くなり補充しなければなりません。
先ほど持ってきた水はポリタンク4個分しかなかったので数人の方が使うとすぐに無くなりました。
管理人さんがもう1度ポリタンクに汲みに行かれました。
そのうちに消防車が来て消防士が3名「ジェットシューターを担いで来られましたが、もう燻ぶってるのを消すだけでした。
再び管理人さんが水を持って来られたので私が又水タンク2つを持って駆け上がりました。
そのうちに消防車3台とパトカー2台がやってきましたが、完全に沈下していました。
約1500㎡ほど焼けていました。
警察の実況検分があり、管理人さんやボランティアの責任者の方に何度も事情を聴いていました。
野焼き現場の端から50mほど離れた場所での飛び火だったので気付くのが遅れたんじゃないかと思います。
10回ほどの野焼きで初めての飛び火だったそうです。
まあ、大したことなくボヤよりちょっと多く焼失した程度で済んだので良かったと思います。
ニュースや新聞でも取り上げられ無かったようです。
野焼きはやはり怖いなあとあらためて思いました。