こんにちは、事務局です。第一次審査の結果を28日(土)に更新いたしましたが、今回は力の入った作品ぞろいで、審査員の方々は選出するのに悩んでおりましたよ。
惜しくも、入選を逃してしまった方で来年、再来年と応募のチャンスがありましたら、あきらめず応募してくださいね。ご応募お待ちしております。
さて、今回の第一次審査において大塚審査員長が、マスコミの取材の際に、以下のような作品に対するコメントをしております。
応募作品講評(大塚陽子審査員長より)
「去年の応募枚数と比べると、78%の応募となったが、レベル的にはすごく良い作品が揃っていた。今回は東日本大震災から影響を受けたデザイン画が多く、千羽鶴をモチーフとした作品や風神雷神といったテーマがあり、とても印象的だった。東北からの応募が少ないのではないか?と思っていたが、心配するほどでもなく、前向きに頑張ろうという気持が伝わってきた。」
(審査のポイント)
「基本的に当初から私たちの頭の中にあるが、”高校生らしい瑞々しい感性”
を念頭に審査している。プロのデザイナー・専門学校の学生を対象をしているコンテストは全国で沢山あるが、ファッション甲子園ではそういうコンテストにおいて応募してくる作品にはない色遣いや、素材の面白さ・アイデアの面白さを常に頭において審査している。」
(審査について、作品についての具体的な感想など)
「今回から審査員が一部かわり、若いデザイナーが入ってきたため、選ぶ作品も変化があった。最終審査会では衣装として登場することになるが、自身も実際服として仕上げた際、どのような作品が出てくるのか楽しみである。」
「今まで全体的な傾向として、カテゴライズ化されている所があり文房具をテーマにしたものや、和テイストのものなどある程度方向性が決まっていた部分があったが、今回の震災で、かなり高校生に対する考え方の影響が出てきている感じをうけた。(震災から)影響をうけたストレートな作品(千羽鶴など)や、自分たちが自然の脅威に関してどうとらえていたか(風神雷神など)が作品にあらわれていて、従来のコンテストの時とは違う気がした。」
「高校生ですので、応募する作品は身近なテーマが多いのだが、(今回は)自分たちが震災に対してどのように感じたのかが表現されていた作品がかなり多い気がした。作品傾向が大分変わってきていることが、過去大会において入選された作品と違う気がするので今回の大会は新鮮さを逆に感じるのではないだろうか。」
「このファッション甲子園は、高校生がいかに生活においてファッションをどのようにとらえているのかストレートに出るコンテストだと思う。平和な時であればおかしのテーマ、ゲームのテーマといったものが多く出てくるが、今回はそのような視点ではない作品が多かったこともあるので、最終的に衣装となった場合にどのような現象が起きるのか楽しみである。」
※写真は審査の様子です。
惜しくも、入選を逃してしまった方で来年、再来年と応募のチャンスがありましたら、あきらめず応募してくださいね。ご応募お待ちしております。
さて、今回の第一次審査において大塚審査員長が、マスコミの取材の際に、以下のような作品に対するコメントをしております。
応募作品講評(大塚陽子審査員長より)
「去年の応募枚数と比べると、78%の応募となったが、レベル的にはすごく良い作品が揃っていた。今回は東日本大震災から影響を受けたデザイン画が多く、千羽鶴をモチーフとした作品や風神雷神といったテーマがあり、とても印象的だった。東北からの応募が少ないのではないか?と思っていたが、心配するほどでもなく、前向きに頑張ろうという気持が伝わってきた。」
(審査のポイント)
「基本的に当初から私たちの頭の中にあるが、”高校生らしい瑞々しい感性”
を念頭に審査している。プロのデザイナー・専門学校の学生を対象をしているコンテストは全国で沢山あるが、ファッション甲子園ではそういうコンテストにおいて応募してくる作品にはない色遣いや、素材の面白さ・アイデアの面白さを常に頭において審査している。」
(審査について、作品についての具体的な感想など)
「今回から審査員が一部かわり、若いデザイナーが入ってきたため、選ぶ作品も変化があった。最終審査会では衣装として登場することになるが、自身も実際服として仕上げた際、どのような作品が出てくるのか楽しみである。」
「今まで全体的な傾向として、カテゴライズ化されている所があり文房具をテーマにしたものや、和テイストのものなどある程度方向性が決まっていた部分があったが、今回の震災で、かなり高校生に対する考え方の影響が出てきている感じをうけた。(震災から)影響をうけたストレートな作品(千羽鶴など)や、自分たちが自然の脅威に関してどうとらえていたか(風神雷神など)が作品にあらわれていて、従来のコンテストの時とは違う気がした。」
「高校生ですので、応募する作品は身近なテーマが多いのだが、(今回は)自分たちが震災に対してどのように感じたのかが表現されていた作品がかなり多い気がした。作品傾向が大分変わってきていることが、過去大会において入選された作品と違う気がするので今回の大会は新鮮さを逆に感じるのではないだろうか。」
「このファッション甲子園は、高校生がいかに生活においてファッションをどのようにとらえているのかストレートに出るコンテストだと思う。平和な時であればおかしのテーマ、ゲームのテーマといったものが多く出てくるが、今回はそのような視点ではない作品が多かったこともあるので、最終的に衣装となった場合にどのような現象が起きるのか楽しみである。」
※写真は審査の様子です。