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中田久美「さん」

2018-10-16 13:57:07 | 日記
今日は昨日NHKで夜中にあっていた、中田久美女子バレー監督の話です。
選手は中田監督の事が「監督」と言う感じではなく、「姉御」と言う感じで
「久美さん」とつい呼んでしまうと言ってました。
中田監督は、前のリオ五輪が終わって低迷している女子バレーの監督を
「火中の栗」を拾う覚悟で、監督就任に名乗り出たそうです。
エースアタッカーの木村選手が引退されて、日本の女子バレーには
世界的なスター選手が不在となりました、そこで就任した中田監督は
選手を観察する事から始められました。中田監督曰く、「やらされているバレー程の苦痛は無い」
との事で、監督は自らが考え方を押し付ける事ではなく、選手が「考える事」が大事と
仰っていました。監督就任から一年が経った時に、代表チームの雰囲気が悪い方になりつつありました。
監督は成績や雰囲気が悪くなったのは、自らの指導が誤りだったのかもしれないと
指導方針を自ら変えて挑まれていました。なかなか出来る事ではないと思います。
4年間の方針を途中で変える事は監督にとっては、まず自分の考えを否定する事から
始まると思ったからです。しかし中田監督は潔く指導方針を変えられました。
このように、頭の柔らかい監督のもとで練習出来る、選手は幸せだと思います。
監督の選手に対する信用は厚く、選手の監督に対する信用も厚い様でした。
中田監督は監督就任時に「伝説のチームを作る」と仰いましたが、昨日の放送を
観ている限りは期待出来るのではないかなと思った次第です。
ちなみに、ふぉれすと小城のリーダーも中田監督に負けてはいないと思っています。




                   田中