Funk's life

イチニチイチゼン。

震災に思うこと

2011-03-29 | 日記
ブログに何を書けば良いのか解らず、二週間経ってしまいました。
今後一年間、心は喪に服し、気持ちは前向きにと切り替え、今後、「日常」に戻りたいと思います。

先日、友人に聞いた被災された漁師さんの話が、深く印象に残ったので伝えたいと思います。

震災直後、これから津波が押し寄せる間際、漁師である主人は船で沖へ出て行き、奥さんと子供達は裏山へ避難、
お爺さんは家を見守り、家屋と共に津波に流され亡くなられたそうです。
僅かな時間の中、この究極の選択とも言うべき決断に触れると、守るべきものや生きる為の覚悟が伝わってきます。

漁師にとって船は命、船があれば家族を養える。船を守ること、それは命を繋ぐ事。

奥さんは陸地で留守を守る大切な存在、子供を守り大切に育てる役割。

お爺さんは、自分で建てたであろう家と共に死する覚悟をする。
それには足腰の弱った自分が山に逃げる際、足手まといにならない様にという思いもあったろう。

それぞれが、自分のフィールドと自分の立ち位置を把握していないと、即決し行動に移す事は出来ないし、
非常事態に家族が離れることは出来ない。
決断の遅れは、全滅という最悪の結果を生む。

私にその決断が出来るだろうか?

家族で考えましょう、大切なものは何か?腹を括って、生きる為の覚悟を。  合掌




東北関東大震災 ~復興作業ボランティア協力致します~

2011-03-14 | 日記
まず何よりも先に、この大震災において、お亡くなりになられた方々への哀悼を申し上げますと共に、

被災されている方々に心からお見舞い申し上げます。

私たち日匠起工社員一同は、建設会社として可能な限り、災害復旧作業に協力したいと考えています。

しかし先月、災害時に出動出来る態勢を作ろうと準備を始めたばかりで、まだ完全自給体制が整ってません。

弊社の機動体制とマッチングする受入先及び要請等が御座いましたら、ぜひお声掛けください。


出動可能人員・建機等

0.1BH 2台(ハサミ・ブレーカー)、3.5tダンプ 1台、4tユニック 1台、OP・作業員2~3名 期間1クール 3~5日間


岩手の友人とも連絡が取れず、情報収集も儘なりません、僅かでもボランティア情報等が御座いましたらお知らせ下さい。





ベース職人紹介Vo.2~Paul Jackson~

2011-03-10 | 音楽
ベース職人第2弾は、かっこいいんです、ポール・ジャクソン(日本在住)

マイクとの相性もばっちり、うちのバンドもこんな感じでリズムセクション決めたいですね~。
2人のアルバムもいい感じですよ "The Funk Stops Here"





このハービーハンコックのアルバム(スラスト)がまた最高なんです
特にお気に入りは、Spank A Lee しばらくこればっかり弾いていました。


う~ん最高。一度生で聞きたいな~何処で活動してんだろ?


あ~ベースが弾きたくなってきた、さて練習しよう




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~絶対に忘れない事~

今日は、1941年の東京に火の雨が沢山降った日。
街は一夜にして瓦礫と化し、老若男女、少なくとも8万人が灰になった日。

鬼畜ルメイに勲一等旭日大綬章は、絶対に許せない。  合掌





古き良き物Vo.1 ~漆器~

2011-03-06 | コレクション
本日は、トラック修理の為、出勤となりました。

工具のある作業小屋に入ると、以前解体工事で出てきた、切溜と言う漆器が目に付いたので紹介します。


”七つ○ 切溜○ 吉村屋” 残念ながら一番小さい蓋が紛失してます。

切溜は、主として冠婚葬祭など多くの来客を招く折々に、食材や調理を済ませた煮物などの品々を入れるために使われたそうです。



”嘉永六年” なぬ!1853年とは、もろ江戸時代、しかも黒船でペリーさんが来日した年ですね。
収まりはぴったりですが、本当にそんな古いのかな? なんかロマンを感じるな~

こういった古いものには大概、保管の為に梱包した新聞紙などの古紙が入ってます。 これにも底に入ってますね~

”少国民新聞 東日版 紀元二千六百一年 昭和十六年十一月二十三日(日曜日)” 1941年開戦の年、子供向けの新聞みたいですね。
この日付は、先月に誕生した東條英機総理大臣が開戦を決意した?ハル・ノートを提示される3日前、真珠湾攻撃の約2週間前ですね。


内容は・・・

”モスクワの新攻撃いよいよ始まる” 
”ものすごい吹雪と厳しい寒さをものともせず、ドイツ軍は去る十八日からモスクワ総攻撃の火蓋を切ってゐます・・・”
盟友ヒトラーも頑張ってるみたいです・・・が、11日後の12月5日には「バルバロッサ作戦」は失敗に終わりました。


もう一枚・・・ ”名古屋新聞 昭和十一年六月五日(金曜日)” あの2・26事件の年、1936年の広告。

”僕は敢(あえ)えて云(い)ふ 梅雨にシケ 込められても 味の素さへありや・・・・と”
お膳に味の素が箱で置いてありますね、ずばりおかずですか?
”食も太れば 身も太る” みんなやせてたのかな?今じゃ考えられないキャッチですね。


この後に起こる多くの悲劇を生んだ主役は、今も人殺しを止めませんね。

幾ら私達が反省し、先人を疎んでも世界の覇者は、価値観を変えようとはしない。

私達が覇者になっても同じでしょうが、矛盾したこの現実を子供にどう伝えればいいのでしょうか・・・。

古新聞は、リアルな歴史そのもの、面白いですね。でも難点は、負け戦に当たると話が暗くなる事ですね。

やっぱり ”世界は一家、人類は皆兄弟”ですよね。


他にも沢山、古新聞がありますので、また後ほど面白いものを紹介したいと思います。





ベース職人紹介Vo.1~Victor Wooten~

2011-03-02 | 音楽
第一弾は、ご存知 ヴィクター・ウッテン

初めて聞いたときは、そのファンキーさに衝撃を受けました。
私のスラップの基本は、彼の奏法を参考にしています。



過去2~3回ライブを見ましたが、兄レジとの楽しそうにのびのびとセッションしている姿と
スタンリー・クラークとマーカス・ミラーとのSMVでのライブの時、
おとなしく演奏している姿のギャップに思わず笑ってしまいました。(音もへろへろでした)

やはり、2人は大物すぎるね・・・。

たまに荒いが、ヴィクターも十分大物です。ユーチューブに沢山動画あります、ご確認下さい。

私もいつか、ベースサバイバルキャンプに参加したいです。