『〈民主〉と〈愛国〉』は分量が多すぎて読むのが辛い、そんな人におすすめしたいのが本書。
中学生から読める内容でありながら、なかなかどうして読みごたえがある。高校生はもちろんのこと、大学生、さらには中高年齢層の嗜好にもじゅうぶん応える内容だ。
「右翼」と「左翼」の活動家へのインタビューをとりまとめた部分がとくに良い。まともな右翼と左翼は、「反米愛国」という点では共通する。
もちろん、その「愛国」は、「天皇」とも「日の丸」とも関係ない、Patriotismとしてのそれである。
ウヨクとサヨク。命がけで闘い、求めているのはどちらも平和な社会。なのに仲良くできないのはなぜ?両方の活動を経験した著者が、学校では教わらない右翼・左翼のテロ、革命の歴史や現状をとことんかみ砕く。現役活動家6人への取材も収録。中学生以上、大人まで。
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