パットナムらネオ・トクヴィリアンへの批判は正鵠を射るものであるし、過去の市民社会論を未来にどう活かしていくべきか、参考になる議論が展開されている。
ただ、珍妙なる訳文にはげんなりした。訳者には、重要用語についての理解さえ乏しいらしい。142頁の訳注では、「メディケイド」を「メディケア」と取り違えて説明しているし、紹介者としての適性、能力を疑う。残念なことだ。
目次
第1章 ビッグ・アイデアとは
第2章 団体活動としての市民社会
第3章 善い社会としての市民社会
第4章 公共圏としての市民社会
第5章 統合―市民社会のパズルを解く
第6章 何をなすべきか
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