アタナーズ・ペリファン,南谷桂子,2008,『隣人祭り』木楽舎(新書,¥735)09.9.30 1999年にパリではじまった、地域住民が集まって食事と会話を楽しむ「隣人祭り」は、数年のうちにヨーロッパ全土に広がった。 本書は、「隣人祭り」をいかに拡大させていったのか、しかけ人本人が回想したもの。 こうしたイベントは、地域での孤独死や自殺、犯罪を防いでいくには、たしかに有効だ。 超高齢社会の日本でも、自治体や社協がこうしたイベントをどんどんしかけていくべきだ。