病気、失業、家庭崩壊の果てに、愛犬を残して車中で死ぬ中年男。男と愛犬の遺体が発見されたあと、男と犬の足跡をたどる生活保護のケースワーカーの中年男。男は、墓と化したクルマのまわりを向日葵で埋め尽くそうとする。
悲しい話だが不思議と気持ちが温かくなる。漫画とはいえ濃密な意味に充ちた作品だ。
朽ち果てた車の中で寄り添うように、男性と一頭の犬の遺体が発見された。鑑定の結果は男性が死後1年。だが犬は死後わずか3ヶ月。この時間差が意味するものとは? それは哀しくも愉快な一人と一頭の、残されたわずかな“生”を生き抜く旅の終着点―。
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