春というと、出会いと別れの季節ですね。
新年度を迎えるにあたって少し黄昏ながら、しみじみ思いました。
私たち、ケアライフ柳原第二では、24時間365日生活支援をしている“介護付き有料老人ホーム”なので看取りケアもおこなっています。
私自身、介護の世界に飛び込んで2年が経ちましたが、お別れをする場面が何度かありました。
利用者様お一人おひとりの考え方や歩んでこられた人生が違うので、その方に合う支援が何なのか常に考えながら接している分、思い入れが大きくなっていくことがあります。
共に生活をしていると、色んなことを教わったり、レクなどをやって笑い合ったり。時にお叱りをいただくこともありますが、そういったことからお互いに頼り合って過ごしているので、まるで家族のような感情が生まれてくるのも事実です。
そうなるとやはりお別れはとても寂しいです。
仕事とはいえ、気持ちを切り替えなければいけないのは相当なストレスがかかるものです。
だからこそ今、共に過ごす時間を大切にし、その方の生き様をしっかり見届けたいと思いました。
また、「私が利用者様の年齢になったとき、こんなに頑張れるだろうか…」と日々懸命な姿に励まされます。
そんな人生の先輩を身近に見ているからこそ、一日一日を無駄にせず出会いに感謝しながら過ごしていきたいです。