季節はめぐりめぐって、
秋になりました。
この時期になると、秋旅シリーズを投稿していますが、
4年前のがまだ終わりません。
しばらく、またお付き合いのほど、
お願いいたします。
2018年 ひとりイタリア秋旅
10月
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ラヴェンナ
サン・フランチェスコ教会のそばにある、
ダンテのお墓にやってきました。
ダンテ『神曲』は、あまりにも有名ですが、
中世の重要な詩の一つで
道徳として、最近では文学作品として読まれています。
その当時ラテン語がほとんどでしたが、
イタリア語で書かれた作品です。
マンマがダンテ詣に行った時は
大学の授業で詩についての解釈を少しした程度で
『神曲』でダンテが何が言いたかったのかのは
知りませんでした。
ウキさんのダンテはこちら
鷲鼻の横顔のダンテ
ダンテ・アリギリエーリ(1265年-1321年)は、
イタリアのフィレンツェの詩人・作家・哲学者です。
昨夏、大学のイタリア文学を受講した際、
ダンテ研究者の教授は
地獄編の解釈をしてくださいました。
ひと言では言い表せませんが
現世で罪を犯すと死後どうなるのか
というのが
大まかな内容。
そうです!!
地獄に落ちます。
さらにその罪によって罰の深さが違ってくるのです。
おお、こわいこわい。
そこで、どんな罪人が罰が重いのか?
殺人?
と思いますか?
いいえ、殺人は個人の罪なので、
大したことなく、
もっともっと重い罪があるのでした。
ダンテ曰く。。。
社会性が大きいほど罪が重く、
人間性がかけ離れる罪ほど重い。
社会の闇
なんだか現代社会にそっくりそのまま
当てはめられそうですよ。
例えば贈収賄
特にダンテは、
自身も偽りの嫌疑で告発され
追放刑(フィレンツェから追放)その後ラヴェンナへ。
さらに1302年死刑判決がなされている。
なんとダンテは1300 年代に『神曲』を通し、
現世ほど人を騙すのが楽な世界はない
(地獄はそうはいかない)と言ってます。
『神曲』地獄編では、
悪魔が出たり、
罰の種類の紹介やそこから這い上がる順路が示してあったり、
解説付きだと大変面白いものでした。
でも、あの分厚い本を読む気にはならないかも!?
ラヴェンナの街は、再訪したいと思っているので
次回は見る目を養って
別の角度から楽しみたいです💕
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