ファーストヘアーハヤシの瓦版

気持ちいいシャンプー

月曜日に毎日放送のニュース番組で理容業界の
ことについて放送されました。

内容は、1000円散髪でどんどん利益を上げている
QBハウスに対して理容組合が

「流水施設(シャンプーの出来る施設)の設置義務付け
の条例を大阪府に要望している」

ということでした。

理容組合からは、知り合いの富田林の支部長さんが

「公衆衛生を保持する職業なのにカットした
髪の毛を綺麗に流さない営業方法は違法である」

と熱く訴えていました。

それに対して、QB側は

「そんな施設は全く必要ない。
お客様が望んでいない技術をする必要がない。」

と言っていました。

この条例設置の動きは全国で行われていて、
隣の兵庫県ではすでに条例が施行されているそうです。

これに対してQB側は、スタッフルームの流し台に
シャワーヘッドをつけ、

「これで条例を遵守している。」

といっています。

これを一般の消費者に聞いてみると

シャンプーの必要、不必要両方の意見がありました。

また、評論家の方は、

「売上が落ちている理容組合が業界の利益を守るため
に行っているのでわ。」

と言っていました。

う~ん、どうなんでしょうか?

この意見を聞いたときには残念でした。
一般の方からするとそう見えてしまうんでしょうか?

確かに我々理容師が遵守している理容司法第一条に

「理容師とは公衆衛生を守る・・・・。」

としっかりうたわれています。

しかし、先ほどの評論家さんのようなイメージを理容業界
に対して持った方もいらっしゃるでしょうし、
また、スタッフルームの流し台にシャワーヘッドをつけて
抵抗しているお店のイメージもだだ下がりのように
思いました。

ですから、今回は、痛みわけのように見えました。

もちろん、私は理容師ですから公衆衛生を守るため
シャンプーを行います。

でも、個人的にはお客様に喜んでいただくために一生懸命
シャンプーさせていただきます。

シャンプーが必要かどうかはお客様が決めること。

私は、これからもシャンプーをして欲しいといってくださる
お客様がいる限り、気持ちいいシャンプーをさせていただこうと
思います。
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