今日、初来店いただいた白髪のおじいさんのはなしですが、
私が髪の毛をカットさせていただきながらいろんなお話を
させていただきました。
私は、何処かで見たことあるな~?と思いながら
施術していると話の流れで誰か分かりました。
ナント!!
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私が生まれたときにお世話になった産婦人科の先生でした。
37年と3ヶ月ぶりの再会です。
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「その節はお世話になりました。」
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とお礼を言いましたが先生はピンときていなかったようです。
まあ、覚えているとは思いませんでしたが....。
私にとってはたった一人の先生ですが、先生にとっては
何千人(何万人かも?)と取り出した子供のうちの一人ですからね。
しかし、カットが終わりお顔を剃っていると
ジワ~っと感動に包まれました。
この人が俺を取り出してくれたんか。
と思うと感謝の気持ちが自然とこみ上げてきました。
なかなかこんな体験てで出来ませんよね。
自分を母親から取り出してくれた、実際には初めて私の体に
触った人に会えるなんて考えたこともありませんでした。
こんな体験を出来たのもこの仕事をしていたお陰ですよね。