「刃物屋トギノン」と「フェザー」の工場見学に行ってきました。
当日は、高速道路の工事と重なり渋滞するなか、
片道4時間前も車を運転しましたが、
非常に勉強になり驚きと興奮の連続でした。
まず、当店でも使っている鋏を作ってくれている
「刃物屋トギノン」さんに向かいました。
http://www.toginon.co.jp/
トギノンさんに到着後、工場見学へ。
鋏の工場、イメージしていたものと全く違いました。
コンピューター制御された機械が並んでいました。
鋏の素材の話からデザイン、作業工程までを細かく説明して
いただきました。
説明を聞いていても
「なるほど~、そういうことやったんか。」
という言葉しか出てきませんでした。
では、工場の風景をご覧頂ながら説明しましょう。
まず、このような機械で原材料を鋏の形にカットしていきます。
このように刃の部分と指を通すところは別に作られます。
そして、このような工程を行ううちに
このような綺麗な形になります。
で、ここまでが機械を使った工程です。
ここからが職人さん手作業になります。
機械でいくら綺麗にしあがったとしても微妙な作業は
熟練の職人さんにしか出来ないそうです。
まず、鋏全体を綺麗にするため「みがき」をかけます。
これを何工程も行いピカピカに仕上がります。
次に「裏梳き」を行います。
ここまで来ると理容師さんしかわからないかもしれませんね。
裏梳き終了後、刃をつけていきます。
所謂、「研磨」ですね。
その後、何工程も経て仕上がっていきます。
ご覧のとおり若い方もたくさん働いていました。
一通りのことが出来るまでには10年以上かかるそうです。
今回、トギノンさんのご好意で、工場内での写真を
自由に撮らせていただきました。
これほどまでの技術を見せていただいたことで、
何時も使っている鋏の大切さを再認識しました。
本当に勉強になりました。
そして、何より日本の技術力の凄さを思い知りました。
最後に皆で記念撮影をし「トギノン」さんを後にしました。
続く。
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