資生堂のメンズヘアショー（講習）に行ってきました。
今回は、若手スタッフの３人と一緒に受講しました。
今回の講師は、資生堂フォグバーのCMや布袋寅泰さんのスタイリングを
担当されている資生堂ヘアメイキャップアーティストの原田忠さんでした。
目から鱗の技術とトレンドを意識したファッションとヘアの関連性を
詳しく説明してくださり、とても勉強になりました。
技術に関しては理容と美容の技術の違いと言うよりも
感性の違いを強く感じました。
理容師さんしかわからない事かもしれませんが、
さばく、ぼかす、と言った理容独特の技術から離れ
自由にカットしていく姿を見てかなりショックを受けました。
個人的な感想は、
とてもストイックに技術を追求し
「自分たちの技術のレベルは凄い！」
と思っている理容師が日本の家電メーカー。
技術は簡単且つスピーディーにするけど的確に消費者の
ニーズにこたえる先生の技術は韓国のサムソンのようでした。
この例え、わかりにくいかもしれませんが思ったままの感想です。
決して、どちらの仕事が素晴らしいというわけではありません。
お互いとても素晴らしい技術を持っているのですが、
感性と表現する方法が違う。
なので、この二つを融合し上手く活かせることができれば、
もっとお客様に喜んで頂けると思いました。
このような講習にもっとたくさんの理容師さんが参加する
べきだとおもいました。
お互い、似て非なる理容と美容。
美容の基本的なカットの講習などには参加できますが、
明日からの仕事に活かせる生きた仕事を見ると
沸々と気持ちが燃え上がります。
本当に良い講習に参加できて良かったです。
では、最後に先生の作品をどうぞ！
