餌付けとエサ取り

このところ机にかじりついてイラストを描いているので、ちょいと運動不足気味。
今日は真夏の太陽が雲間に隠れたので、散歩がてら遠くのスーパーまで、ワインの買い出しに出ました。

帰りがけの道草は白幡池のヘラ釣り見物です。
白幡池は東横線白楽駅と妙蓮寺駅の中間、旧綱島街道から脇に入ったところにある溜め池で、今は公園になっています。

池はヘラブナ釣りの名所ですが、良く釣れるというよりは、地元の常連さんのたまり場的な釣り場です。
今日も何人かの釣り人と見物人が、会話を交わすでもなくウキを見つめていました。

ところがそんな静かな時間を乱す常連もいます。
釣り人のすぐ脇に降り立ち、ジュンジュンと騒ぎ立ててエサをせがむスズメです。
釣り人も慣れたもので、時折指先に付いた練りエサをスズメに向かってはじきます。
すると口いっぱいにそれをほおばり、静かになります。



釣り人が釣り座を離れると、盗人も現れます。
近くの梢からバサバサと降り立ち、練りエサをつつくハトです。
人がいなくなると、エサのタライの中にまで入り込む図々しさです。