Ham's Gallery 制作日記

マリンワイルドライフアーティスト浜中せつおのアトリエ便りです。たまには取材と称し、釣行記も載せたりします。

今井由緒子展 森神(東方へ)

2008年10月21日 22時59分11秒 | 個展・展覧会
僕の恩師、今井由緒子先生が久しぶりに東京で個展を開いている。展示作品は木彫のオブジェとアクリル画など十数点。これまでの展覧会にも登場している黒いイス状のモチーフが、今回は森のように林立している。
今井先生は石と木の抽象彫刻を中心に制作し、長野県や神戸市、メキシコ近代美術館などに収蔵作品もある現代アート作家だ。長く横浜で活動していたが、数年前から生まれ故郷である長野の駒ヶ根にアトリエを構え、今はそこで制作を続けている。

今井由緒子展 ー森神(東方へ)ー
2008年10月20日(月)~30日〔木)日曜休館
11:00~18:30
ギャラリー渓
東京都新宿区歌舞伎町1-6-3 石塚ビル9F
03-3209-5676

僕が美術で生きたいと決意したのは高校生の頃だ。そして最初にデッサンや美術について習ったのが今井先生だ。高校の授業の後、美術系志望の仲間数人と先生のアトリエへ通った。当時の先生の作品は主に大理石を使った抽象彫刻だった。僕自身は初めから絵画志望だったが、何度か石磨きを手伝ったこともある。

その後僕は写真にのめり込むなどの紆余曲折を経て、今はベタベタの具象を描いている。しかし物質の存在感や生命力を強く意識出来るのは先生のおかげだと思っている。なかなか表現できずに苦しむことも多いけど。
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