今回の目玉は東京薬科大学薬学部 薬学実務実習教育 センター准教授 薬学博士 勝山 壮先生の講演です。
演題:ベルガモット精油ならびに精油成分の行動薬理学的研究
内容:ベルガモット精油および成分のリナロールの効果を急性、炎症性、神経障害性、
抗がん剤誘発性末梢神経障害モデルを用いて薬理学的に検討した。
去年のIFAの講演の時の内容をより深く詳しく聞くことができました。
痛みには侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、アロディニア、痛覚過敏などいろいろあります。
今回ベルガモットの抗侵害作用およびタイムコースについてのお話がありました。
使用薬物は、ベルガモット、リナロール、ホホバオイル、ジクロフェナック、モルフィネ、ナロキソン、ネチオイドです。
モルヒネは急性の痛み、炎症性の痛み両方に効くけれど、ジクロフェナックは炎症性の痛みのみ。
ベルガモット、リナロールはモルヒネと同等の作用が誰が実験しても認められたのだそうです。
また抗がん剤によるしびれ、パクリタキセル誘発性末梢性神経障害抑制効果についても大変興味深いデータがありました。
モルヒネで効かないしびれ、痛みにリナロールが効いたというデータは将来お薬の補助的にアロマが使われる時代がくるだろう明るい報告でした。
そのほか、大麻にも含まれているβーカリオフィレン、大麻受容体、カンナミノイドについてのお話も面白かったですね。
先生は今ラベンダーとd-リモネンの研究をされていますが、論文の発表が楽しみです☆
薬剤師さんもきておられましたよ^。^
私は卒論の書き方、データの取り方の勉強にもなりました^。^
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