湿った木材や土中で生活しているヤマトシロアリの加害は建物下部が多いのです。
だから地上5㍍でのシロアリとオオハリアリの攻防は聞いたこともなく、
さすがに震え上がりました。
そのため下から1m位までシロアリ防蟻剤を塗るのです。
しかし、今回の現象はこれまでの定説を覆すものかも知れません。
写真=大量のアリの出現に思わずのけぞる大工さん
シロアリの被害は腐朽と同時に起こることが多いのです。
木材は、微生物、特に腐朽菌(いわゆるキノコ類)によって、腐ります。
キノコ類が繁殖するために必要な、水分、養分あるいは、温度がシロアリの
エサ場=巣とほぼ共通して、いわば「共存共栄」するのです。
そのあとを追う黒アリ。それがオオハリアリだったのか、
どうか、わかるはずもありません。
しかし引っ越し一年目から、基礎コンと基礎土台(木材)の合間の
通気口から黒アリの行列が家の中に侵入していました。
決まった場所からです。
写真=防水シートを剥がしたら、、数千匹のアリが逃亡
当時、別件(※1)で通い詰めていた、現場監督に指摘しました。
床下に入って見てましたが、何もないという。
では「なぜ入るのか」と聞くと、首をかしげるばかりでした。
(※1 別件とは、2006年12月8日の自宅引渡しから
翌年4月末まで手直し・不具合補修工事のため)
当初、予定もしていなかった北側の壁剥がしで発見されたのは、
壁構造用合板で残っているものは繊維だけでした。
基礎土台、下枠と呼ばれる木材は汚泥化し、その間の床構造用合板、
支柱(縦柱=スタッド)の下も泥に変わり果てていました。
築後わずか10年の姿です。
雨漏りによって、住宅そのものの主要躯体を完全に腐食させてしまいました。
北側のコンクリート上の基礎、床、壁などを溶解消滅させてしまっていたのです。
写真=何もかもが腐り、朽ち果てた基礎
次回は必見、これを見て専門家はどう思うのでしょうか。
住宅欠陥に悩む人々に少しでも情報を提供して、事実、何が起きているのかを、
皆さんのお知恵を拝借して、どうすればいいのか、考えていきたいと思っています。
だから地上5㍍でのシロアリとオオハリアリの攻防は聞いたこともなく、
さすがに震え上がりました。
そのため下から1m位までシロアリ防蟻剤を塗るのです。
しかし、今回の現象はこれまでの定説を覆すものかも知れません。
写真=大量のアリの出現に思わずのけぞる大工さん
シロアリの被害は腐朽と同時に起こることが多いのです。
木材は、微生物、特に腐朽菌(いわゆるキノコ類)によって、腐ります。
キノコ類が繁殖するために必要な、水分、養分あるいは、温度がシロアリの
エサ場=巣とほぼ共通して、いわば「共存共栄」するのです。
そのあとを追う黒アリ。それがオオハリアリだったのか、
どうか、わかるはずもありません。
しかし引っ越し一年目から、基礎コンと基礎土台(木材)の合間の
通気口から黒アリの行列が家の中に侵入していました。
決まった場所からです。
写真=防水シートを剥がしたら、、数千匹のアリが逃亡
当時、別件(※1)で通い詰めていた、現場監督に指摘しました。
床下に入って見てましたが、何もないという。
では「なぜ入るのか」と聞くと、首をかしげるばかりでした。
(※1 別件とは、2006年12月8日の自宅引渡しから
翌年4月末まで手直し・不具合補修工事のため)
当初、予定もしていなかった北側の壁剥がしで発見されたのは、
壁構造用合板で残っているものは繊維だけでした。
基礎土台、下枠と呼ばれる木材は汚泥化し、その間の床構造用合板、
支柱(縦柱=スタッド)の下も泥に変わり果てていました。
築後わずか10年の姿です。
雨漏りによって、住宅そのものの主要躯体を完全に腐食させてしまいました。
北側のコンクリート上の基礎、床、壁などを溶解消滅させてしまっていたのです。
写真=何もかもが腐り、朽ち果てた基礎
次回は必見、これを見て専門家はどう思うのでしょうか。
住宅欠陥に悩む人々に少しでも情報を提供して、事実、何が起きているのかを、
皆さんのお知恵を拝借して、どうすればいいのか、考えていきたいと思っています。