この写真を見てください。窓枠下の腐った木材です。=書斎北東側
これからすこし建築用語がでてきます。
わかりにくいのですが、とても大切なことなのです。
当時の新築工事設計図・仕上げ表をそのまま書きます。
外壁の項目のところに
「防風透湿シート+リプラス+モルタル下地 厚20㍉」
「スタッコ コテ仕上げ(ファイン/ランダム)」
「造作窓飾り(モルタル下地/外壁同様仕上げ)」
下には「造作モール<窓台>15カ所」
「窓廻り造作モール3か所」と指示されています。
家の壁まわりは雨・防水のため我が家はモルタル塗りです。
これが外側からの第一次防水です。次にリプラス、防風透湿シート、
通気層の順で、つぎに防水シート(これが二次防水)をなります。
それから壁用構造用合板が住宅本体の外壁になります。
リプラスというのは、モルタルをぬっても落ちないように
定着させるワイヤーなどネット状の、いわゆる金網状のもののことです。
その金網の上に水、砂、セメントを練りまぜたモルタルを
厚さ20㍉にぬりなさいと、指示されているのです。
ところが、つぎの写真では、腐った窓下の木の内側にはモルタルは
まだぬってないのです。モルタルをぬっていない段階で、
もう窓下の木材をはりつけています。
それは15カ所もあって、その下はすべてが腐りはてています。=写真
窓台の台は窓下の外側にはる窓飾り(モール=ここでの建材は
木材使用です)のことです。
はがした直後は、窓台建材の周囲を中心にドロドロのものから、
あとの窓台は大部分がペースト状になったドロ化したものでした。
各種アリはもちろん、昆虫の幼虫がうごめき、ちょっとサイズが
大きいコガネムシの幼虫と思われるものまで=写真赤〇の中=いました。
次回は、当時の木材のはりつけとモルタル吹きつけ時の写真をおみせしましょう。
これからすこし建築用語がでてきます。
わかりにくいのですが、とても大切なことなのです。
当時の新築工事設計図・仕上げ表をそのまま書きます。
外壁の項目のところに
「防風透湿シート+リプラス+モルタル下地 厚20㍉」
「スタッコ コテ仕上げ(ファイン/ランダム)」
「造作窓飾り(モルタル下地/外壁同様仕上げ)」
下には「造作モール<窓台>15カ所」
「窓廻り造作モール3か所」と指示されています。
家の壁まわりは雨・防水のため我が家はモルタル塗りです。
これが外側からの第一次防水です。次にリプラス、防風透湿シート、
通気層の順で、つぎに防水シート(これが二次防水)をなります。
それから壁用構造用合板が住宅本体の外壁になります。
リプラスというのは、モルタルをぬっても落ちないように
定着させるワイヤーなどネット状の、いわゆる金網状のもののことです。
その金網の上に水、砂、セメントを練りまぜたモルタルを
厚さ20㍉にぬりなさいと、指示されているのです。
ところが、つぎの写真では、腐った窓下の木の内側にはモルタルは
まだぬってないのです。モルタルをぬっていない段階で、
もう窓下の木材をはりつけています。
それは15カ所もあって、その下はすべてが腐りはてています。=写真
窓台の台は窓下の外側にはる窓飾り(モール=ここでの建材は
木材使用です)のことです。
はがした直後は、窓台建材の周囲を中心にドロドロのものから、
あとの窓台は大部分がペースト状になったドロ化したものでした。
各種アリはもちろん、昆虫の幼虫がうごめき、ちょっとサイズが
大きいコガネムシの幼虫と思われるものまで=写真赤〇の中=いました。
次回は、当時の木材のはりつけとモルタル吹きつけ時の写真をおみせしましょう。
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