県の鑑定結果は、オオハリアリを複数、確認しました。
シロアリが建築材を侵食し、巣を造ったあとに、シロアリを追って、
オオハリアリが営巣したと考えられる、というものでした。
この場所は、ごく普通の住宅の基礎コンクリートの
上3.75㍍、地上5㍍のわが家の2階窓下の台(飾り=モール=木製)で、
いわば洋風の窓そのものを強調するものです。
この高さにシロアリとオオハリアリなど5種以上が、「共棲(きょうせい)」
していた、ということです。
=写真・この高さに
オオハリアリは、森の倒木や朽ち木、切り株などのシロアリの営巣木に同居し、
毒針で刺殺するシロアリ専門の捕食者です。
人間でも刺されると、アナフィラキシー・ショックを起こすことが知られ、
年に数例報告されています。
大工さんの一人が刺され、痛さに悲鳴をあげ、翌日午後から現場を離れています。
=写真・その真下1階、湿った断熱材の裏にもアリのタマゴ。
ヒアリの国内侵入が話題になったのと同時期でした。
実はこのオオハリアリは1930年代に米国へ逆浸出しています。
森林地帯から、近年ではニューヨーク市内でも見られ、
恐れられているといわれています。
オオハリアリが、日本ではあまり話題にならないのは、森の奥に棲息しているからです。
シロアリを追って、輸入住宅の地上5㍍で攻防しているとは!
=写真・上から1階を見下ろす。
次回は、なぜ、わが家の2x4の壁はこんなに無残に腐食したのか。
※ 参考文献 英科学誌「Scientfic Reports」(電子版2017.11.3号)松浦健二京大昆虫生態学教授ら。
シロアリが建築材を侵食し、巣を造ったあとに、シロアリを追って、
オオハリアリが営巣したと考えられる、というものでした。
この場所は、ごく普通の住宅の基礎コンクリートの
上3.75㍍、地上5㍍のわが家の2階窓下の台(飾り=モール=木製)で、
いわば洋風の窓そのものを強調するものです。
この高さにシロアリとオオハリアリなど5種以上が、「共棲(きょうせい)」
していた、ということです。
=写真・この高さに
オオハリアリは、森の倒木や朽ち木、切り株などのシロアリの営巣木に同居し、
毒針で刺殺するシロアリ専門の捕食者です。
人間でも刺されると、アナフィラキシー・ショックを起こすことが知られ、
年に数例報告されています。
大工さんの一人が刺され、痛さに悲鳴をあげ、翌日午後から現場を離れています。
=写真・その真下1階、湿った断熱材の裏にもアリのタマゴ。
ヒアリの国内侵入が話題になったのと同時期でした。
実はこのオオハリアリは1930年代に米国へ逆浸出しています。
森林地帯から、近年ではニューヨーク市内でも見られ、
恐れられているといわれています。
オオハリアリが、日本ではあまり話題にならないのは、森の奥に棲息しているからです。
シロアリを追って、輸入住宅の地上5㍍で攻防しているとは!
=写真・上から1階を見下ろす。
次回は、なぜ、わが家の2x4の壁はこんなに無残に腐食したのか。
※ 参考文献 英科学誌「Scientfic Reports」(電子版2017.11.3号)松浦健二京大昆虫生態学教授ら。
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