29日に終わってしまう展示会…
行きたいなぁ~と24日にここで紹介したところ、伊丹市の柿衛文庫に行ってきました。
今日から、中学生の長男は学校だけど、次男は来週からなので
連れて行きました。
柿衛文庫のHPはここ。
あ、ここだ!とまず目に入ったのが…
思いがけない歴史建造物に、驚いてしまった
中に入ると、日本庭園まで…
すごっ
とにかく、まずは第一目的の展示会へ
展示会は、平日にも関わらず結構人がいました。
小学生連れはもちろんいないけど…
やはり年配の人が多かったかな。
受付でもらった案内によると…
「日本画家前田三千雄さんが、
戦地から妻や家族へ宛てて送ったはがき絵、
およそ900通がこの柿衛文庫に寄贈されました。
これらのはがき絵は、戦地中国からおくられたもの426枚、
再招集を受け、入隊した金沢市粟崎(あわがさき)の部隊から送られたもの312枚、
消息を絶った戦地フィリピンから送られたもの132枚、
そのほか国内からおくられたもの21枚と各地に渡っています。
しかし、その絵は戦況悪化を感じさせない日常の風景や草花を描いた
心穏やかなものが多く、細かい文字でびっしりと書き込まれた文章とともに、
妻や家族への心遣いと愛情に充ちています。」
展示室には、はがきがずらっとパネルに並べられていました。
見事な表現力で描かれた繊細で細かな絵。
戦地に赴いている人が描いたなどとは思えないくらいです。
その絵の裏面(宛名を書く面:下の写真のように)は、絵を展示しているため見えないので、
妻への手紙が読めないわけです。
そこで、全ての手紙の文面はワープロ打ちされ、
三千雄さんの絵の横に並べられていました。
(もちろん、展示室は写真が撮れないので、わかりにくくてすいません。
以下写真は、すべて受付でもらった案内を切り取ったもの)
もちろん、美術学校を卒業している方なので、絵は抜群です。
ハイビスカス…新聞に載ってた絵です。
前田三千雄さんの自画像です…
三千雄さんは、飛行機の形が美しい…と書いておられました。
そして、妻への愛情が見える温かい文章…
まるで、語りかけるように、
文面の最後に「エヘ…」とか「ハハ…」とか
なんだか可愛らしい人のようです、三千雄さんは
夫婦生活としては、一年ほどということでしたが、
その短い間だけでは育めない、かたい絆で二人が繋がっているのは、
この900通にものぼる「絵手紙」のためだったんだな、と強く感じました
最後に、印象に残った三千雄さんのことば…
他人は他人、僕は僕、
他人の心は僕の心と同じではない。
但し、おまへの心は僕の心と同じでなければ
僕は困る
二人の強い絆が見えますよね
行きたいなぁ~と24日にここで紹介したところ、伊丹市の柿衛文庫に行ってきました。
今日から、中学生の長男は学校だけど、次男は来週からなので
連れて行きました。
柿衛文庫のHPはここ。
あ、ここだ!とまず目に入ったのが…
思いがけない歴史建造物に、驚いてしまった
中に入ると、日本庭園まで…
すごっ
とにかく、まずは第一目的の展示会へ
展示会は、平日にも関わらず結構人がいました。
小学生連れはもちろんいないけど…
やはり年配の人が多かったかな。
受付でもらった案内によると…
「日本画家前田三千雄さんが、
戦地から妻や家族へ宛てて送ったはがき絵、
およそ900通がこの柿衛文庫に寄贈されました。
これらのはがき絵は、戦地中国からおくられたもの426枚、
再招集を受け、入隊した金沢市粟崎(あわがさき)の部隊から送られたもの312枚、
消息を絶った戦地フィリピンから送られたもの132枚、
そのほか国内からおくられたもの21枚と各地に渡っています。
しかし、その絵は戦況悪化を感じさせない日常の風景や草花を描いた
心穏やかなものが多く、細かい文字でびっしりと書き込まれた文章とともに、
妻や家族への心遣いと愛情に充ちています。」
展示室には、はがきがずらっとパネルに並べられていました。
見事な表現力で描かれた繊細で細かな絵。
戦地に赴いている人が描いたなどとは思えないくらいです。
その絵の裏面(宛名を書く面:下の写真のように)は、絵を展示しているため見えないので、
妻への手紙が読めないわけです。
そこで、全ての手紙の文面はワープロ打ちされ、
三千雄さんの絵の横に並べられていました。
(もちろん、展示室は写真が撮れないので、わかりにくくてすいません。
以下写真は、すべて受付でもらった案内を切り取ったもの)
もちろん、美術学校を卒業している方なので、絵は抜群です。
ハイビスカス…新聞に載ってた絵です。
前田三千雄さんの自画像です…
三千雄さんは、飛行機の形が美しい…と書いておられました。
そして、妻への愛情が見える温かい文章…
まるで、語りかけるように、
文面の最後に「エヘ…」とか「ハハ…」とか
なんだか可愛らしい人のようです、三千雄さんは
夫婦生活としては、一年ほどということでしたが、
その短い間だけでは育めない、かたい絆で二人が繋がっているのは、
この900通にものぼる「絵手紙」のためだったんだな、と強く感じました
最後に、印象に残った三千雄さんのことば…
他人は他人、僕は僕、
他人の心は僕の心と同じではない。
但し、おまへの心は僕の心と同じでなければ
僕は困る
二人の強い絆が見えますよね
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