My Precious Days

子育ては大変だけど、
今しか楽しめない「貴重」な時間。
自分も成長するチャンス…

本、借りました

2013-03-26 | 子育て
近所の図書館で借りました。
『「いい子を悩ます強迫性障害 Q&A』
副題が『「こだわる」理由(わけ)がよくわかる』


まだ、最後まで読んでませんが、これまで読んでみた本とはちょっと違っていて、
ここに書かれている『「こだわる」理由』は、
私の視野を新たに広げてくれた気がします。

そして、次男と重ね合わせて、なんだかとても切なくなりました…


強迫性障害は、よく「手を何度も洗う」などの行為に象徴されます。
うちの次男は保育園児の頃から、帰宅後は必ず『うがい・手洗い』をする子だったので、
近所のお友だちの祖父母には、とても気に入られていて(我が孫は洗わないから)、
「えらいねぇ~」とよく言われていました。

でも、今はすっかりその良い習慣はなくなってしまって、
強迫性障害の症状は違う方面に出ています。


それは、「確認作業」です。


そして、その「確認作業」も強迫性障害なのです。


この著者が、強迫性障害に関心をもった一つ目の理由を読んで、
とても切なくなりました。

『苦しむ子どもたちの多くは、親や先生にとっていまは問題を抱えているが、
かつてとっても「いい子」であったということ』

『切なすぎるのは、その健気な心にまわりの大人が安住し、気付かずにいたのです。
その時、子どもは「報われなさ」を感じ、一人思い悩み続けた結果として
「何かにこだわって」しまったのです。』

『強迫性障害に苦悩する子どもたちは、信じ切っていた親や先生に抱いてしまった
「報われなさ」、その“謎”をなんとか「すっきり」と解明したいと思ってきたのです。
その観念、重いが行動として現れたのが、洗浄と確認の強迫行為だったのです。』



次男は、保育園・小学校で、いい子です。
その分、家ではそのストレスを発散するかのように、えらそうだったり、わがままだったり。
それは、外で頑張っているから、家では仕方がない、とずっと受け入れてきました。
でも、やはりこの4年生の夏あたりからの状況は、どんどんエスカレートしました。


先生は、厳しい人でした。ちょっとそっけない言い方を、本人がとても気にしたこともありました。
きっと先生は、そのことが重大なこととは思ってないと思うのですが。



また、人間関係のことも関係あるようです。

友だち関係の中で起こる「あいまいな状況」が、わかりにくいようです。
「白黒はっきり」つけたがるタイプ。小4という年代で、友だち関係も複雑になり出したことと思います。


この本を読んで感じたのは、
やはり受け入れて、寄り添って、心の安定を図ってやること。


次男も、この数ヶ月、波がありましたが、
ちょっとずつそういう『不安』と付き合いつつ、
確認もめちゃ頻繁になることもありつつ、
なんとか慣れてきたのではないかな、と思えるところもあります



4月から、私はフルタイムの仕事が始まって、忙しくなると思います。
でも、寝る時には10分でも側にいてやろうと思います。
(疲れて、いっしょに寝るかも…
私ができることはやる、それしかないんだな、と。


5年生になって、また新しいクラス、担任の先生、友だち…と、
次男が苦手な『新しいことずくめ』になります。
新しく始めたバスケットも、どんどん本格的になってきました。
今は、楽しんでいるようです


私は、4月から中学校でまた働けることに、ワクワクしています
それも、次男が頑張ってくれてこそ、働けるわけで…
だから、これをいいチャンスにしたいと思います






最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いい子 (noko)
2013-03-26 22:40:37
ってさ、周りの大人にとっての手のかからない都合のいい子 だったんだよね。
本人は、律儀で生真面目で、手を抜くことを知らないというかできない性格でさ~
周りは「そこまでせんでも」って言うと、よけいに「○○べきだ」なんて思うんかな。

今日、久しぶりに我が長男の様子をかかりつけ医に聞いてみたの。
「専門学校をやめる時もバイトをやめる時もそうだけど
コツコツ真面目に勤めていて、気が付いたら責任を持たされる立場になっちゃう
それが結果として彼のストレスにもなっていて
今もバイト先もちょっとそんな感じみたいですねー」って。
でも、えぇ歳になってハハが手出しもできず「悩め~」なんて思います。


あ、何が言いたかったかというと
本人がそれなりに楽になれる「バイパス」みたいなのを見つけられるといいね
体も心も成長する年頃で、その変化のバランスについていけなかったりするやろけど
fuifuiさんのおっきな懐で「ありのままの君で大丈夫よ」って支えてあげてください
fuifuiさんの体調もいたわりつつ、抱え込んだり無理しすぎないようにね
返信する
nokoさんへ (fuifui)
2013-03-27 18:14:57
いつもありがとう
本人がそれなりに楽になれる「バイパス」を見つける…
ほんと、そうだね。

この一年は、次男はそれをじわじわ探し出した気がします。
子どもの視点から、思春期の視点になるまで、
そして、さらにおとなに近づいていくのにまた視点も変わって…
きっと目まぐるしいことでしょうね

それをすんなり受け入れられるタイプと、
なかなか難しいタイプとあって、次男は後者で。

nokoさんの言うように、「悩め~」って、エールを贈りたいです

私にとっても、あんまり大きくない懐を、大きくするチャンスと思って、
頑張ります!

また、相談に乗ってね~
返信する

コメントを投稿