My Precious Days

子育ては大変だけど、
今しか楽しめない「貴重」な時間。
自分も成長するチャンス…

『大地の詩 留岡幸助物語』 語る

2011-07-12 | 趣味
1日の映画の日に見た映画。

映画についてはここに詳しくありますが…。


現在もある社会福祉法人 北海道家庭学校の創設者である留岡幸助。
北海道家庭学校というのは、いわゆる児童自立支援施設・児童養護施設。
つまり、非行少年などの養護・自立支援をする施設です。


もともと監獄には、少年も大人と同じように入れられており、
大人も少年もそこでの扱いは、人権を無視されたひどいものだったようです。


そこへ、監獄の教誨師(牧師さんのようなもの)として赴任し、
その事実を知り、囚人一人一人と向き合うことで、犯罪を犯す環境を知ります。


ほとんどの囚人が、14,15歳の時期に犯罪を犯し、
家庭環境がひどい…


それを知った留岡幸助は、少年保護を強く訴えます。
少年たちに温かい家庭のような環境で、更正できる施設を…
そこが彼の願ったことでした。


アメリカなど先進諸国へ、そのような施設について学ぶために留学したり、
献身的な奥さんに家庭は任せ、飛び回っていたようです。
そのためか、奥さんは34歳の若さで他界。


彼の情熱もわかるけど、奥さんはお気の毒でした…
他に日本の福祉教育で有名な、石井十次の奥さんも30歳で亡くなったとか。


仕事にこれほどまでも情熱を傾けることができる生き方、
羨ましい気もします。旦那さんだったら誇れるなぁ、とも思いますが、
本当に大変だったことと思います。


でも、彼らの功績があったからこそ、
今の児童養護施設・児童自立支援施設の礎があるのですね。


また、改めて家庭教育の大切さを感じました。


『子どもは親を選べない』
自分が子どもの時、実感し苦しみました。
もちろん、反対もありきですが。


でも、親となった今、
いろんなことがあっても、
この子である理由があるわけで、
この親である理由があるわけで、

まぁ、それを楽しみながら、時には悩みながら、
ちゃんと責任持って育てなくては…と思ったわけです

一人で抱えず、いろんな人と助け合いながら…
子どもは社会で育てて行かなくては



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