京阪神と北陸地方を結ぶ特急「雷鳥」「スーパー雷鳥」は長らく485系が使用されてきたが、高速道路網の整備が進むとともに、車両の陳腐化も目立ち始めたため、所要時間の短縮とより高いサービスの提供を目的に、JR西日本と北越急行が設計・製造し1992年に登場した交直両用特急形車両が681系である。
1997年春のダイヤ改正で登場した北越急行線へ乗り入れる特急「はくたか」に充当するために製造されたのが2000番台である。
先頭車のデザインは2種類あり、編成の中間に位置し貫通型のものと、非貫通型ものが有り、従来国鉄型のデザインからは一新された。なお、非貫通型の先頭部連結器は露出していないので非常にスマートな形をしている。
681系は踏切の無い区間における高速運転を行えるよう160km/hで走行可能な性能を有している。JR西管内では湖西線と北陸トンネル内がその対象であるが現在に至って実現していない。北越急行、ほくほく線内で2002年より160km/h運転が実現した。
2015年3月14日の北陸新幹線開業により定期運用を失い、18両すべてが同日付でJR西日本に譲渡された。現在は「しらさぎ」に転用されており、塗装は変更されている。
写真は、カトー製 681系スノーラピット 9両編成
クロ681-2002
サハ680-2003
モハ681-2202
サハ681-2202
サハ680-2004
クモハ681-2502
クハ680-2502
モハ681-2002
クハ681-2002
貫通型先頭車
2016.07.16 N-0094