■実車について
近鉄奈良線の大型車入線に伴い大量に8000系が投入されました。他の線区では系列が分けられたライインデリア車も同じ系列で増備されました。8000系は8021Fから8090Fまで70編成が増備され近鉄での最大世帯を誇りました。その中で異色の編成が8069Fです。この編成は、近鉄では初のアルミ車体の試作車として登場しました。車体断面は、肩のアールが小さくなり角ばった車体となり、「弁当箱」のニックネームも付きました。1編成のみの製造でアルミ車体が故、鋼製車と構造が異なり連結器高さの変更が出来ずに、先頭車通しが中間で連結する憂き目にあい、残念ながら廃車となってしまいました。
■模型について
グリーンマックスの8810系のキットを利用して、屋根板はグリーンマックスの2410系のキットを使用して製作しました。模型は上から見るため屋根上のディテールに力を込めて製作しています。床下にもこだわり、実車に近い配置で製作しました。
↑ Mc車 モ8000 8069
↑ T車 サ8700 8720
M車 モ8200 8220
Tc車 ク8500 8569
↑ 登場時と冷房改造後を並べて撮影
2024.7.20 N-0157
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