自然が創り出すものは美しい ・・・
世界遺産
「Puszcza Bialowieska ビャウォヴィエジャの森 」 の
素朴な印象です。
ヨーロッパ最後の原生林 ・・・
ポーランドとベラルーシの国境に広がる
「ビャウォヴィエジャの森 」 の広さは、
計測の方法にもよりますが
だいたい15万ヘクタール前後といわれています。
東京都の約4分の3の大きさです。
(ウィキペディアより写真借用 )
ヨーロッパ バイソンの生息地として知られるこの森は、
15世紀頃よりポーランドおよびリトアニア王族の狩場でした。
また、戦時における保存用の食料 (塩漬け ) として
ヨーロッパ バイソンは長年にわたり乱獲され続けました。
注: バイソンは別名バッファローとも呼ばれる。
Aleksandr III
アレクサンドル3世 (1845年ー1894年 )
ピョートル大帝やエカテリーナ2世に代表される
ロシア最後の王朝ロマノフ朝第13代皇帝。
アレクサンドル3世は、
「ビャウォヴィエジャの森 」 を個人の所有地としました。
(2010年9月17日、30日、2013年5月29日のブログ参照 )
(ウィキペディアより写真借用 )
食料としてのバイソンの捕獲、
さらには森林の伐採などによる生息環境の変化などにより、
20世紀の初めヨーロッパ バイソンは絶滅寸前に至りました。
現在、
わずかに生き残ったヨーロッパ バイソンを繁殖させ
保護しています。
そして、
「ビャウォヴィエジャの森 」 は1979年に世界遺産に登録され、
手厚く守られています。
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