フリンダース駅からプリンセス ブリッジを渡ってすぐ ・・
(1月 6日、14日のブログ参照 )
アートの街 メルボルンの象徴ともいえる
National Gallery of Victoria
ナショナル ギャラリー オブ ヴィクトリア
通称 NGV ・・
メルボルン市民をはじめ、観光客にも親しまれている美術館 ・・
その大きさはオーストラリア最大級です。
メルボルンがゴールドラッシュに沸いた19世紀半ば ・・
ゴールドラッシュが生んだ巨万の富は、
世界中から多くの美術品をメルボルンに集めました。
それらのコレクションを展示するためにつくられたのが
「ナショナル ギャラリー オブ ヴィクトリア 」 です。
オーストラリアで最も古いこの美術館は、
何度も増築を繰り返し今日に至っています。
数多くのアジア美術品コレクションでも知られる NGV ・・
2012年10月には 『日本美術ギャラリー 』 が開設されました。
(リニューアル )
John Gandel
ジョン・ギャンデル (1935年 ー )
メルボルンにショッピング センターなどを所有する実業家
『日本美術ギャラリー 』 は、
ギャンデル氏の寄付により誕生しました。
Pauline Gandel Gallery of Japanese Art
ポーリン・ギャンデル 日本美術ギャラリー
禅をはじめ、
日本美術に造詣の深い夫人の名前が冠されています。
広々としたギャラリー ・・
ここでは、
いつでも日本の貴重な美術品を鑑賞することが出来ます。
入場料は無料です。
jfk-world
思えば、1984年に展示企画者として菅沼の個展を手掛け、以来、NGVとは30年近くのおつきあいです。
私達姉妹は港区在住で港区役所との交流もその直後からという頃に遡ります。
1998年、港区役所が買い上げた漆器が三田の豪州大使館に寄贈されました。
近年では2012年9月に、港区役所に永久保存漆器として区長の部屋に飾られる事になりました。
2013年6月には竹根漆塗が港区キスポート財団情報誌6月号の表紙を飾りました。
更なる嬉しい関連ニュースは同情報誌11月号「地域人」というコラムに漆塗師菅沼三千子へのインタビューが掲載されます。
1984年南半球から発信された菅沼三千子の漆は今新世紀に入って早四半世紀、「漆JAPAN」として日本で再認識されています。