
錦絵に見る江戸時代の大阪 ・・・

(現在の大阪市北区中之島の古地図)
天下の台所と呼ばれ
商業の中心だった大阪には、
全国の藩が屋敷を構えていました。

天王寺公園 内にある立派な門 ・・・
これは、黒田藩 (現在の福岡県) の
蔵屋敷の表門です。

ビルの建設に伴い (三井ビル)
中之島からここに移設されました。

天王寺公園には遥かな歴史が刻まれています。

公園の北 ・・・
矢印が示す木々に覆われた場所は、

被葬者は不明ですが、
5世紀頃の古墳ではないかといわれています。

アオサギが、

じっと獲物を狙う池 ・・・

古墳の南側に広がるこの池は
『河底池 (かわぞこいけ) 』
通称 『ちゃぶ池』 ・・・

橋の上から東を望めばオフィス街 ・・・

西には
下町のランドマーク 通天閣が見えます。

この池は、8世紀頃に掘られた
運河跡ではないかと考えられています。

だとすると、
古墳のすぐ横を掘削したことになります。
(向かって左に見える建物は市立美術館)

もしかしたら古墳を分断したかも。
注: 近代の例では、たとえば新幹線が
多くの古墳を分断している。

さて、橋の名前は 『和気橋』 ・・・

古墳跡は、その形から
茶臼山 (ちゃうすやま) と呼ばれています。

ここはさらに、
天下分け目の合戦の舞台になりました。
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