
ロンドンのケンジントン地区にある
一年中緑と四季折々の花に囲まれた 「Pub パブ」 ・・
「Pub」 とは、 『Public House 』 の略で、
公共の家 ・・ つまり 『人々が集う場所 』 ・・
イギリス人には欠かせないものです。

このパブの名前は 『Churchill Arms チャーチル アームズ 』 ・・
チャーチル時代の強いイギリスへの 『憧れ 』 でしょうか ・・

Sir Winston Leonard Spencer-Churchill
ウィンストン・チャーチル (1874年ー1965年)
第 2次世界大戦でイギリスを勝利へ導いた首相 ・・
強いイギリスの偉大なイギリス人 ・・
イギリスには、いまも多くのチャーチル信奉者がいます。

チャーチル アームズのオーナーもそのひとりなのでしょう。

店内には、チャーチルを偲ぶ写真が所狭しと飾られています。

チャーチルは、
このパブのあるケンジントン地区に住んでいました。
こんなユーモアあふれる言葉も ・・
『第 2次世界大戦中、
チャーチルはここから国民に向けてスピーチを行った 』

そもそもパブは、イギリス人にとってくつろぎの場所であり、
コミュニケーションの場所です。

オーナーのこだわりは、
お気に入りのパブの大切な要素なのでしょう。

店を飾るアンティークな品々は、
古き良き時代への郷愁なのかもしれません。

生涯で2度首相の座に就いたチャーチル ・・
彼が遺した言葉には、
すでにいまの時代を見据えていた感があります。
『過去を遠くまで振り返ることが出来れば、
未来も同じくらい遠くまで見ることが出来るだろう 』
『その国の高齢者の状況は、その国の文化、民度を表わしている 』
『我々は誰もが、後世に何らかの影響を与える存在であることを
考慮して生きるべきである 』
などなど ・・
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