多くの水を必要とするサトウキビの栽培 ・・
雨が豊富なカウアイ島 キラウエア地域でも、
灌漑用水確保のため、初期の移民は重労働を強いられました。
(1894年の写真 )
19世紀半ばに始まり、
19世紀末には巨大な産業に成長したサトウキビ産業 ・・
輸送のために
アメリカ製ボールドウィン機関車も導入されました。
注: Sugar Cane Train サトウキビ列車 としては
マウイ島が有名。
(2012年6月2日のブログ参照 )
また、蒸気自動車も ・・
記録によると、キラウエアには、ハワイ諸島で
いちばん最初に蒸気自動車が持ち込まれたそうです。
(1940年代の写真 ラン・ワー・チー ファミリー )
20世紀初頭から半ばにかけて、
サトウキビ産業は最盛期を迎えました。
多くの移民を相手にした雑貨商 コン ラン カンパニーも
隆盛を極めました。
(2月24日のブログ参照 )
貴重な資料 ・・ 当時の領収書 ・・
日付は ・・ 1948年2月7日となっています。
(1970年代の写真 )
しかし、
1971年の収穫を最後にサトウキビ産業は消滅しました。
(ウィキペディアより )
そして、1992年超巨大なハリケーン 『Iniki イニキ 』 は、
カウアイ島を壊滅させました。
(Iniki イニキ とはハワイ語で 強烈な風 を意味する )
かつて移民たちが集った場所によみがえった
「コン ラン ヒストリック マーケット センター 」 ・・
ここではいま、往時を偲ぶことが出来ます。
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