
殿町通り が
本町通りと名前を変えるあたり ・・・

かつて、ここには門があり、

(南北の通り)
街道はここで四つ辻になっています。

(東西の通り)
そして、いまは
そこに何軒か土産物店が並んでいます。

こちらは、
『元祖源氏巻総本舗 宗家(そうけ)』

源氏物語にヒントを得たという
津和野名物 ・・・

『源氏巻き』 ・・・
津和野藩の家老が、忠臣蔵で知られる
吉良上野介(きらこうずけのすけ)の
機嫌を取るために贈ったという菓子。

海外の菓子では、たとえばウィーンの
DEMEL デメル など
王室御用達は時々見かけますが、
和菓子には様々な逸話や物語りがあって
おもしろいですね。

本町通りのこの大店は、

元津和野藩御用商 ・・・

『分銅屋(ふんどうや)』
津和野城下の有力な商家
『元禄八人衆』のひとつです。

現在は、

香、

匂い袋、

熨斗(手漉き和紙)、

水引 などの店ですが、

(江戸時代の家具)
江戸時代には、

ろうそくや菜種油などを扱っていました。

嘉永の大火(1853年)で
城下町が全焼した時、
明かりが必要ということで、
分銅屋はいち早く復旧を命じられ、
焼け残った木材で再建されたそうです。

そんな謂れのある建物は、

登録有形文化財です。

(江戸時代の長持)
さて、

これは『文香(ふみこう)』 ・・・
手紙に添える香りです。

相手に気持ちや思いを遣わせる ・・・

日本人は、
気遣い、思い遣りの民族ですね。
Sarah Brightman
Strange In Paradise
世界の歌姫。
日本では紅白歌合戦に東大寺など。
彼女のコンサートは素晴らしいです。
JFK-World
嬉しいです🌸
地方には、昔からの素敵な品々が遺されており、目を見張る思いです。🌞
もっと、多くの人に知ってほしいですね。
地方の色 ・・・ いいものですね。