レインボーカラーの 「アンジェのトラム 」 ・・・
19世紀末から20世紀初頭にかけて、
世界中の街で活躍したトラム = 路面電車は、
(8月20日のブログ参照 )
(20世紀初頭のパリ )
クルマやバスそして地下鉄などの発達により、
第2次世界大戦後には多くが姿を消しました。
しかし、環境問題が大きなテーマとなった1980年頃から、
世界の多くの都市でトラムが復活しました。
(当ブログ 『トラム 』 または 『路面電車 』 で検索参照 )
注: 現在世界約50カ国でトラムが運行されている。
フランスは日本とほぼ同じ、約20都市でトラム運行。
アンジェのトラムは2011年に開業 (復活 ) しました。
トラムを走らせる上で
立ちはだかった街路が狭いという問題は、
単線区間を設けることで解決したそうです。
バリアフリーの車両 ・・・
大きな窓で車内は明るく、街の景観も楽しめます。
営業距離は約12km、停留所の数は25 ・・・
人を追い越すのがやっとのゆったりとしたスピード ・・・
決して人を急かすことがありません。
カフェで到着を見届けてからでも乗車に間に合います。
古都にはバスよりトラムが似合いますね。
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