コンコルド広場 から望む古代ギリシャ風の建物 ・・・
Église de la Madeleine マドレーヌ教会
パルテノン神殿 を彷彿とさせるファサード ・・・
柱は コリント式 を採用しています。
注： パルテノン神殿の柱はドーリア式
ペディメント （破風 ） のレリーフは
『最後の審判 』 です。
高さ約20メートルの列柱は、
全部で52本あるそうです。
中に入ると
巨大な空間に圧倒されます。
実に神々しい ・・・
フレスコ画はナポレオンの活躍を描いています。
18世紀半ば、
ルイ15世の命により建設が始まったこの教会は、
フランス革命により中断を余儀なくされました。
1804年
皇帝となったナポレオンは工事を再開 ・・・
教会ではなく軍人の功績を称えるための
記念碑的な建物を希望しました。
そのため、建物は、
古代ギリシャやローマの
神殿風の佇まいとなりました。
しかし、1815年 ナポレオンは失脚 ・・・
新たな国王となったルイ18世は、
カトリック教会とすることを選択し、
1842年、現在のマドレーヌ教会が完成 ・・・
1849年、
ショパン の葬儀はここで行われました。
祭壇を飾るのは、
Maria Magdalena （ラテン語 ） マグダラのマリア
フランス語では
Marie Madeleine マリー マドレーヌ
前述のように教会の完成は比較的新しく、
フランソワ・リュード の作品
『キリストの洗礼 』 を見ることができます。
ちなみに、日本語では何故か
『マドレーヌ寺院 』 と呼ばれています。
パイプオルガンの音色の素晴らしさ ・・・
また、種々のクラシックコンサートでも有名です。
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