マドレーヌ教会 からへ北へ向かうと、
程なく美しい教会に行き当たります。
ファサードにはキリストと十二使徒のレリーフ ・・・
Église Saint-Augustin
聖オーガスティン教会
Georges-Eugène Haussmann
ジョルジュ・オスマン (1809年ー1891年 )
フランス人政治家。
ナポレオン3世のもと
パリ改造 の中心となった人物です。
聖オーガスティン教会は、
オスマンの夢の結晶ともいえる建物です。
都市改造の一環として
オスマンがこの教会に求めたものは、
凱旋門 から見ることができ、
スケールでマドレーヌ教会を凌駕することでした。
そうして誕生したのが、
この巨大なドームを持つ
聖オーガスティン教会です。
全長 約90メートル
幅 約70メートル
高さ 約60メートル
全長では
マドレーヌ教会に少し及ばないものの、
幅と高さは優に勝ります。
(1890年当時の教会を描いた絵 )
着工は1860年 ・・・
完成はは1868年です。
現在 凱旋門の上からは、
ドームだけを望むことができます。
ちなみに、オスマンは
聖オーガスティン教会の近くで生まれました。
近くには彼の名前を冠した
『オスマン通り 』 があります。
さて、教会の内部も
一見に値すると思います。
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