
フランクフルトからポーランドへの移動の便が午後2時 ・・
曇りがちだった天気が一転して青空になったので、
出発までの時間を利用して、マイン川の撮影に出かけました。

Eiserner Steg
英語では Iron Bridge
シンプルに 「鉄の橋 」 がその名前です。
マイン川に架かる美しい橋です。

この橋からは 『大聖堂 』 も、

『マインハッタン 』 も見渡せます。
(6月17日のブログ参照 )

また、この橋には長い歴史があります。
最初に出来たのは1867年 ・・
航行する船の大型化に伴い、1911年から1912年にかけて、
橋の高さを持ち上げる工事が行われています。

1945年には、
連合軍の侵攻を防ぐために、
ナチス ドイツ自身の手によって爆破されました。
しかし、翌年の1946年には、「鉄の橋 」 は再建されました。
1969年には、
再び橋の高さを持ち上げる工事が行われています。
この時高くなったのはわずか40センチメートル ・・
たぶん、フランクフルトの人には、この橋に対する
独特の思い入れがあるのでしょう。
その後何度も補修工事を繰り返し、現在に至っています。

橋の上に、アンティークなオルガンを奏でる男性がいました。
100年前のフランクフルトでは、
オルガンの回りを子供たちが取り囲んでいることが、
日常のありふれた光景だったそうです。
日本の紙芝居みたいなものだったのでしょう。

神戸にある『ビーナス ブリッジ 』 が
始まりであるともいわれる 『愛の鍵 』 ・・
( 『愛の鍵 』 の起源はセルビア ・・ など諸説あり )

ここ 「鉄の橋 」 でも ・・

ドイツでは、若者の間に、コスプレ、アキバ、アニメ、漫画など
日本のサブカルチャーが浸透していて、
相当傾倒している若者もたくさんいます。
(6月16日のブログ参照 )
夕方5時過ぎ、ポーランドのワルシャワに到着しました。
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