
「宮川町 」 の公式ウェブサイトには、
『舞妓さんにあえるまち 』 と紹介されています。

祇園に近い花街 宮川町ですが、

祇園よりはずっとこじんまりとしています。

しかし、舞妓の数が多く (30人弱 ) 、
こんなキャッチフレーズが生まれたのでしょう。
(現在、京都全体で舞妓の数は90人前後 )

1999年から宮川町は、京都市の
歴史的景観保全修景地区に指定されていますが、
室町時代には、度重なる鴨川の氾濫による
荒れた河川敷だったそうです。

(ウィキペディアより写真借用 )
出雲 阿国 (いずもの おくに 1572年ー没年不明 )
歌舞伎の始祖といわれる謎多き旅芸人。
河川敷は、
出雲阿国などの旅芸人が住まう地域となりました。
いわゆる 『 (かわらこじき ) 』 です。

宮川町には、 『陰間の遊郭 』 という歴史があります。
注: 『陰間 (かげま ) 』 とは、
歌舞伎などでまだ役に付けない少年の役者を
『陰の間の役者 』 と呼んだことに由来する言葉で、
男娼を意味する。

現在の宮川町は、

女性観光客が気に入りそうな洗練された印象です。

定紋は 『三つ輪 』 ・・・

宮川 = みやがわ の響きから 『三つ 』 ・・・
また、寺社、町家、花街を表しているとも ・・・

すぐ近くには、臨済宗の荘厳な寺 『建仁寺 』 があります。

宮川町にある京扇子の店 ・・・

屋号の 『半げしょう 』 は、
夏に白い花を咲かせる植物 = 半夏生 (はんげしょう )
からとったもの ・・・

ここでは、

優雅なお茶屋遊び 『投扇興 (とうせんきょう ) 』 を
体験することが出来ます。
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