
イギリス、中国、日本、マレーシア ・・
そしてシンガポールなど ・・
「六つの国家を歌った人の住む国」
という本を書いた日本人にインタビューしました。


著者の岡田さんは、シンガポールで会社を興しておよそ20年 ・・
この国のビジネスにおける人種格差のない
機会均等の原則を熱く語ってくれました。
また、事業を行っていく上での税制が優遇されていて、
自然と優秀な経営者がここに集まってくるような
仕組みになっているそうです。

さらに、整然と美しい街並みにも政策上の理由があると
岡田さんは語ります。
グローバルに優秀な人材を集めるためには、
国が安全でないといけない、
射幸心が刺激される象徴や憧れがないといけない ・・
シンガポールは、国をあげて街の美観・景観維持に努め、
人材獲得のための受け皿をつくっている ・・ と。

結婚を機にシンガポールに移住し、
今は博物館のガイド ボランティアをしているという田村さん ・・

田村さんは、この国の人の優しさを語ってくれました。
横断歩道で、若者が見知らぬ老人に手を差し伸べることは
ここでは日常の光景だし、
地下鉄の中でも普通のことのように席を譲り合う ・・と。
多民族の中で暮らしていても、
人種の壁を感じることはまったくないそうです。
岡田さん、田村さんとも短い時間のインタビューでしたが、
シンガポールの繁栄の秘密が
ほんの少し垣間見れたような気がしました。
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