16世紀初頭、コーチに 要塞 を築いたポルトガルは、
同時にカトリック教会を建設しました。
10カ月におよぶ航海の無事を感謝し、
新天地での繁栄を願うために、
まず祈りの場が必要だったのでしょう。
最初 木造だった教会 (1503年建設 ) は、
程なくタイルとモルタルづくりに建て替えられました。
その後、オランダ (プロテスタント ) 、
イギリス (英国国教会 ) と主が変わり、
その都度改修が加えられました。
それが、コーチに残るインド最古のキリスト教会
「 St. Francis Church 聖フランシス教会 」 です。
(現在はインドのキリスト教会 )
大船団を率いた コモドア ヴァスコ・ダ・ガマは、
1524年 コーチで病死 ・・・
ここ聖フランシス教会で葬儀が行われました。
棺が置かれていた場所には、
14年後 遺体はポルトガルのリスボンに移された ・・・
と記されています。
聖フランシス教会に続き建てられた
『Santa Cruz Basilica サンタクルス聖堂 』
ここには、
植民地にもたらされたキリスト教会の美しい装飾が、
大切に保存されています。
遥か海を越え、
インドに届いた神の声 ・・・
(ミッションスクール )
2011年のインド国勢調査によると、
人口の2.3パーセントがキリスト教徒です。
ちなみに、インドは釈迦が生まれた国ですが、
仏教徒は0.7パーセントです。
地球を西へ ・・・
これまでに撮影・取材したおもしろい場所を紹介しています。
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